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開催日 令和5年10月4日(水曜日)
場 所 議会庁舎3階 控室
本日は大変お忙しい中、記者会見にお集まりいただきまして、ありがとうございます。
さて、9月5日に開会しました9月定例会は、30日間の会期を終え、本日閉会いたしました。
今定例会を振り返ってみますと、代表質問及び一般質問においては、「県立病院等4病院の再編」に関することや、「教育・子育て」に関し、多くの議員が取り上げたほか、「物価高騰などの県民の生活」に関する施策、「福島第一原子力発電所における処理水」に関すること、「国際交流・観光政策」に関する施策などについて、議論を交わしました。
その他、「医療」や「福祉」、「地域交通」、「農林水産」、「選挙」など、喫緊の課題が取り上げられるなど、幅広く活発な議論が行われたものと感じております。
今定例会においては、物価高騰対策や水害への対応など特に緊急を要する施策や、当初予算編成後の状況を踏まえ必要となった施策について編成した総額47億600余万円の補正予算を可決しました。この結果、今年度の予算規模は、総計で1兆5,811億4,400余万円となります。
また、令和4年度宮城県一般会計決算及び各特別会計決算、公営企業会計決算について認定したほか、令和6年度予算調製方針に当たって、県の財政運営について、質疑が行われました。
このほか、「私学助成の充実強化に関する意見書」など2つの意見書を可決しました。
そのほか、議員提案条例として3つを可決しております。
そのうち、「宮城県再生可能エネルギー等・省エネルギー促進条例の一部を改正する条例」、「宮城県犯罪被害者等支援条例」の2つについては、昨年12月から、各会派の議員で構成した任意の組織において、改正案に関する検討を行ってまいりました。その過程では、関係団体や執行部からの意見聴取や、パブリックコメントを実施し、寄せられた様々な意見等を踏まえて、慎重に検討を重ね、改正案が取りまとめられました。
また、「宮城県議会委員会条例の一部を改正する条例」については、今期の議会改革推進会議において検討された「オンラインによる委員会等への出席」に関して、オンライン出席を認める事由や、出席者の範囲を定める改正案が、全会一致で可決されました。オンラインでの委員会出席が可能となることで、委員会審議等への参加の機会が広がり、意見の反映により、議会の一層の活性化が推進されることを期待しております。
次に、宮城県議会調査特別委員会報告書の知事への手交についてです。本日、令和4年12月に設置した5つの調査特別委員会の各委員長から私宛てに報告書が提出されました。この内容が、より一層県政に反映されるものとするため、これまで送付としていたものを改めて私から知事へ手交する予定としております。知事への手交は、10月6日(金曜日)午前11時から宮城県行政庁舎4階 知事応接室で行いますので、報道機関の皆様には、ぜひ取材に来ていただきますよう、お願いいたします。
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