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開催日 令和5年7月4日(火曜日)
場 所 議会庁舎3階 控室
本日は大変お忙しい中、記者会見にお集まりいただきまして、ありがとうございます。
まず初めに、活発化した梅雨前線や線状降水帯の影響で九州地方や山口県で記録的な大雨となり、河川の氾濫や土砂災害が発生し、現在も警戒が必要な状況です。亡くなられた方のご冥福をお祈りいたしますと共に、被害を受けられた皆様に心からお見舞いを申し上げます。
さて、6月14日に開会しました6月定例会は、21日間の会期を終え、本日閉会いたしました。
今定例会を振り返ってみますと、一般質問においては、県立病院等4病院の統合・合築などの地域医療に関することや農林水産業に関し、多くの議員が取り上げたほか、防災・復興に関することや、子ども・子育て・人口減少に関する施策、デジタル・トランスフォーメーションの推進に関する施策などについて、議論を交わしました。
その他、教育行政や地域交通関連、再生可能エネルギー政策、福島第一原子力発電所における処理水の取り扱い、廃棄物処分関連などについても取り上げられるなど、幅広く活発な議論が行われたものと感じております。
今定例会においては、国の物価高克服に向けた追加策に基づき増額された「電力・ガス・食料品等価格高騰重点支援地方交付金」等を活用し、生活者や事業者に対する幅広い物価高騰対策など、早急な対応が求められる施策について編成した「令和5年度一般会計補正予算」を可決しました。この結果、今年度の予算規模は、総計で1兆5,764億3,700余万円となります。
このほか「ALPS処理水について風評被害等を生じさせない対応の早期実施を求める意見書」や「森林環境譲与税の譲与基準の見直しを求める意見書」など6つの意見書を可決しております。
今定例会では、ペーパーレス会議の試行に取り組みました。会議出席者が端末を持ち込み、ペーパーレス会議システムに登録された会議資料を確認しながら会議運営を行いました。初めての運用でしたが、紙資料との併用で試行として行ったこともあり、混乱はなかったと思います。今後は議員一人ひとりが、端末操作の習熟を図り、可能な限りのペーパーレスを推進していくための努力をしていくことが必要だろうと思います。
また、御承知のとおり、今定例会からインターネット中継にAI生成による字幕を表示しています。今後も精度向上に取り組みますが、まずは字幕があることによって、議論の内容がより理解しやすくなったのではないかと感じています。また、聴覚に障害がある方も含め、県民の方々に、これまで以上に県議会に関心を持っていただけるのではないかと期待しています。
次に、今後の御案内になりますが、8月31日、ここ県議会庁舎において、「県民と県議会議員との意見交換会」を開催する予定です。今回で通算6回目の開催となります。
お配りしている資料にもございますが、7月18日まで参加者を募集しておりますので、報道機関の皆様におかれましても、積極的な周知について御協力をお願いいたします。また当日も、ぜひ取材に来ていただきますよう、お願いいたします。
私からは、以上でございます。
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