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開催日 令和4年10月19日(水曜日)
場 所 議会庁舎1階 第1応接室
本日は大変お忙しい中、記者会見にお集まりいただきまして、ありがとうございます。
9月15日に開会した9月定例会は、35日間の会期を終え、本日閉会しました。
今定例会を振り返ってみますと、代表質問と一般質問において、7月に発生した大雨による被害への対応を含めた災害対策について多くの議員が取り上げたほか、少子高齢化社会の進展に対応する地域活性化対策や子育て支援、再生可能エネルギー、東日本大震災からの復興に係る諸課題、教育行政などについて、議論を交わしました。
その他、県立病院等の連携・統合や地域医療、女川原子力発電所の避難計画などについても、幅広く議論が交わされました。
今定例会においては、総額480億4千500余万円の補正予算を可決するとともに、令和3年度宮城県一般会計決算及び各特別会計決算、公営企業会計決算について認定しました。
補正予算の主な内容は、新型コロナウイルス感染症対策として、自宅療養者のフォローアップに要する経費や県立学校におけるICT教育環境整備に要する経費などが計上されています。
また、物価高騰などへの対応として、畜産農家や酪農家、私立幼稚園や高齢者施設、鉄道事業者や福祉輸送事業者等に対する支援に要する経費のほか、3月の福島県沖を震源とする地震や、7月に発生した大雨被害からの復旧に要する経費なども計上されています。
議員提案としては「私学助成の充実強化に関する意見書」や「優生保護法問題の早期全面解決を求める意見書」など4件の意見書を可決しております。
また、「北朝鮮による弾道ミサイル発射に抗議する決議」を全会一致で可決し、政府に対し問題解決に向けてあらゆる措置を講ずることを求めました。
今定例会は、会期中に現職議員が逮捕されるという、前例のない事態に直面しましたが、提案された議案の議決や意見書の提出など、県議会としての務めを果たすことができたと考えております。
本日で定例会は閉会となりますが、明後日10月21日には、予算特別委員会を開催し、令和5年度予算調製方針に当たって、県の財政運営について質疑が行われる予定です。
私からは、以上でございます。
本日、第40代副議長に就任しました、池田憲彦でございます。
新型コロナウイルス感染症対策や、昨今の物価高騰、頻発する自然災害への対応など、さまざまな課題が山積している中、「車の両輪」と言われ、二元代表制の一翼を担う県議会が果たす役割は、ますます重要であると感じております。
また、これまで先輩議員や同僚議員が築いてこられた議会改革の流れを止めることなく、引き続き着実に推進してまいりたいと考えております。
菊地議長をお支えし、副議長としての責務を全うしてまいりたいと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。
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