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令和6年仕事納め知事あいさつ

令和6年12月27日

【はじめに】

令和6年の仕事納めに当たり、挨拶をいたします。

今年は、元日の能登半島地震から1年が始まりました。400人を超える多くの尊い命が失われ、住まいや公共施設、道路などの交通インフラも甚大な被害を受けました。

今年はさらに、4月の台湾東部沖地震、7月の山形県と秋田県を中心とした大雨、8月の南海トラフ地震臨時情報発表、9月の奥能登豪雨など、国内外で多くの自然災害が発生しました。また、県内でも11月に鳥インフルエンザが発生し、自然災害の脅威と危機管理の重要性を再認識した1年になりました。

職員の皆さんには被災地への応援や鳥インフルエンザ対応など、全庁一丸となって、迅速に取り組んでいただきました。本当にありがとうございました。

東日本大震災という未曽有の災害を経験した県として、引き続き、被災自治体や被災者を全力で支援してまいります。

【この1年を振り返って】

<震災復興>

さて、この1年を振り返ってまいりますが、まずは震災復興についてであります。

今年の3月で東日本大震災から13年が経過しました。来年には国の「第2期復興・創生期間」が終了しますが、時間の経過とともに、特に水産加工事業者や地域コミュニティの存続が大変厳しい状況にあります。引き続き、被災者の心のケア、地域コミュニティの再生、産業やなりわいの回復など、きめ細かなサポートが必要であると考えております。

また、処理水への対応につきましても、一部の国で水産物の輸入禁止措置が続いていることから、今後も事業者に寄り添った支援を行ってまいります。

女川原子力発電所2号機については、10月に原子炉の起動、11月に発電が再開されました。国の新規制基準に対応するための安全対策が適切になされていることを私自身の目でも確認しましたが、引き続き安全性を確認して行くとともに、原子力防災体制の強化を図ってまいります。

<人口減少対策>

次に、人口減少対策についてであります。

人口減少問題は、日本全体で取り組むべき最重要課題であるという認識の下、我が県においても、結婚から出産、子育てまで幅広く応援する環境の整備や若者の県内定着へ向けた取組、外国人の受入促進へ向けた取組を進めてまいりました。

今年度からは新たに市町村と連携した不妊治療費の助成や産後ケアサービス事業の受け皿確保に向けた支援に取り組みました。

また、9月に「みやぎジョブフェアinインドネシア」を開催しました。想定の2倍以上となる約1,200人のインドネシアの若者に参加いただき、熱量の高さを改めて感じました。そして、この挨拶が放映されている今、私はカンボジアに来ております。滞在中、宮城県へのカンボジア人材の送り出しや受け入れ推進に向けて、カンボジア労働職業訓練省と覚書を締結する予定であり、今後も東南アジアをはじめとする外国人材の受入促進に積極的に取り組んでまいります。

<DXによる変革みやぎ>

DXについては、デジタル化の推進と地域課題の解決、経済の活性化等を図るため、6月にアクセンチュア株式会社と、9月にグーグル社と協定を締結しました。

また、県民サービスの向上に向け、4月からデジタル身分証アプリ「ポケットサイン」の正式運用を開始しました。さらに、「インフラ通報」「みやぎ健康ウォーク」等のミニアプリを通した様々な県民向けサービスの提供も進めており、11月からは「みやぎ防災」「みやぎポイント」のミニアプリも全県で導入しました。ご承知のとおり、現在「みやぎ防災」と「みやぎポイント」に登録すると3,000円相当分のポイントをプレゼントするキャンペーンを行っています。職員の皆さんはすでに応募していることと思いますが、友達紹介機能で5人紹介すると、さらに500ポイントがゲットできますので、年末年始にご家族やご友人などにどんどん紹介してください。

また、9月から運転免許センターや県税事務所においてキャッシュレス決済を導入しました。来年2月以降はパスポート申請手続など、さらに多くの手続に拡大し、県民の皆様の利便性向上を図ってまいります。

<企業誘致>

次に、企業誘致についてであります。皆さんご承知のとおり、残念ながらSBIホールディングスとPSMCの協業が解消となりました。今回の貴重な経験を次の飛躍の糧と捉え、国内のみならず、世界中の企業に目を向けて、今後も企業誘致を進めてまいります。

また、4月には次世代放射光施設ナノテラスが本格稼働しました。今後も県内中小企業の利用拡大、リサーチコンプレックスの形成に向けた研究開発拠点及び関連企業の立地促進を図ってまいります。

<インバウンド ほか>

インバウンドについては、今月、仙台-香港線が約13年ぶりに再開されました。航空会社3社が新規就航し、来年1月には、なんと週11便の運航となります。

また、宮城オルレの3コース新設に向けた準備を進めている中、来年11月に国際的ウォーキングイベント「アジア・トレイルズ・カンファレンス」が我が県で開催されることが決まりました。

また、10月に全国知事会でフランス・パリにおいてインバウンド誘致や食品の販路拡大に向けた海外プロモーションを実施したところ、大変盛況で手ごたえがありました。来年は東北他県と連携し、ヨーロッパ向けのインバウンド誘致にも力を入れていきたいと考えております。

他にも、いわゆる再エネ新税の施行、来年秋頃の施行を目指している宿泊税や仙台医療圏の病院再編など、実現に向けて困難な業務にも取り組んでいただきました。

また、全国知事会長業務では能登半島地震対応や国民スポーツ大会に関する問題提起など、全国共通の課題解決に取り組み、多忙な1年でした。私が不在にすることが多かった中、副知事を中心にしっかりと対応いただきました。ありがとうございました。

<今年の喜ばしい出来事>

また、今年は喜ばしい出来事も多くありました。

スポーツでは、全国都道府県対抗女子駅伝で29年ぶり2回目の優勝を飾りました。パリ2024オリンピック・パラリンピックでは、宮城県ゆかりの選手のメダル獲得といった活躍は私たちに感動と勇気を与え、みんなで喜びを分かち合うことができました。

また、多賀城創建1300年を迎えた記念の年に、多賀城碑が国宝指定を受け、南門も復元されました。歴史的な価値を発信して観光客の誘致につなげていきたいと考えております。

さらに、今月、地域住民の皆様の長年の悲願であった「出島大橋」が開通しました。住民の利便性向上はもちろん、女川町全体の活性化につながるものと思っております。

【結び】

結びに、私は年始に「今年の漢字」を発表していますが、今年は「連」という字にしました。県民、事業者、国、市町村、そして全国知事会長として46人の知事とこれまで以上にしっかりと連携をしながら、より良い宮城となるように頑張りたいという思いを込めました。みなさんにとって、この1年、どのような「連」がありましたか?この思いは来年以降も同じです。様々な人や組織と十分な対話を通じて、次の時代につながる取組を着実に前に進め、全庁一丸となって宮城県を躍進させていきましょう。

今年の年末年始は9「連」休です。しっかり休みを取ってリフレッシュしていただきたいと思っております。

また、私のこの挨拶を聞くことができていないと思いますが、他県で復旧・復興業務に携わっている応援派遣職員の皆さんも年末年始はゆっくりとご家族とお過ごしください。

ただし、不測の事態への備えは怠りなく、しっかりとお願いします。

来年も皆さんと仕事ができることを楽しみにしています。それでは良い年をお迎えください。

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広報課企画報道班

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