ここから本文です。
令和3年4月1日に施行した「障害を理由とする差別を解消し障害のある人もない人も共生する社会づくり条例」では,全ての県民に対して障害を理由とする不当な差別的取扱いを禁止するとともに,事業者に対して合理的な配慮の提供を義務付けています。
県では,県民や事業者の方々が,障害のある人に対し,具体的な場面においてどのような配慮をしたらよいのかを考えるきっかけとして,イラストを用いて分かりやすく解説したリーフレットを作成しました。
このリーフレットを活用して,障害のある人が困っていることや必要としているサポートについて想像し,障害のある人もない人も安心して暮らすためにはどうじたらいいか,考えていきましょう。
障害を理由とする差別をなくすため想像してみよう!(PDF:2,555KB)
誰もが暮らしやすい社会へ「気づきのヒント」商品販売・サービス分野編(PDF:4,694KB)
障害のある人もない人も共生する社会の実現に向けた取組の一環として、障害のある人等が外出先で困ったことをスマートフォンで周囲に知らせ、解決を図るアプリの実証事業を実施します。
大日本印刷株式会社の無料アプリ「Mayii(メイアイ)」を活用して、街中で手助けを求める人と、それを助けるサポーターをマッチングします。
手助けを求める人が、アプリに表示された「困り事リスト」の中から「階段の前で困っている」、「バスの乗降車をサポートして欲しい」などの困り事を選択すると、半径500メートル以内にいるアプリ利用者に通知されます。
通知を受け取った人が、手助けを承諾すると、位置情報サービスなどを使って合流し、手助けする仕組みです。
アプリの利用可能エリアは県内全域で、利用可能時間は午前8時から午後8時までです。
令和3年7月と10月に、東北福祉大学の学生の方と障害のある方に参加していただき、仙台駅とハピナ名掛丁商店街で、実際にこのアプリを使った「体験交流会」を開催しました。
参加した方からは、「普段は、困っている人に声をかけることを躊躇してしまうが、アプリを利用することで、困っている人の手助けができた」、「事前にサポートして欲しい内容が分かるので便利」といった感想が寄せられています。
実際にこのアプリを使った「体験交流会」を開催したときの様子と参加した方々の感想はこちらです。
手助けを必要とする人と手助けしたい人との意思疎通を促す新たな助け合いの形を体感できる機会となりますので、ぜひ、アプリをインストールしてみてください。
アプリのダウンロードについては、Mayii(メイアイ)の公式ホームページから可能です。(外部サイトに移動します)
お問い合わせ先
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください
重要なお知らせ
こちらのページも読まれています
同じカテゴリから探す