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県内で手足口病の感染が拡大しています。
令和4年8月8日~8月14日の一週間における患者報告数が県全体で警報開始基準の5人を超えました。また,その後の8月15日~8月21日の一週間においてさらに増加しています。
手足口病は,夏季に流行のピークを迎える5歳以下の小児に多い感染症です。飛沫,接触により感染するため,食事前や排泄後の石けんと流水による手洗いなど,さらなる感染予防の徹底をお願いします。
コクサッキーウイルス及びエンテロウイルスにより感染します。
口腔粘膜と手や足などに2~3mmの水疱(ほう)性の発しん,発熱,食欲不振がみられます。
基本的には3~7日で治癒しますが,稀に重い合併症等を引き起こす場合があります。
小児(特に5歳以下)に多いです。
3~5日
飛沫感染(咳やくしゃみで飛散した飛沫の中のウイルスが口に入ることにより感染します。)
接触感染(ウイルスが付着した手で口や鼻に触れることにより感染します。)
症状を緩和する対症療法が行われます。
上記の症状が見られる場合は早めに医療機関を受診しましょう。特に乳幼児同士の濃厚な接触が起こりやすい保育施設などでは感染が広がりやすいため,子どもの体調の変化に気をつけましょう。
1定点当たりの患者報告数:5.19人(患者数:301人)
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