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宮城県では、無料のB型・C型肝炎ウイルス検査を実施しています。
また、この検査で陽性となった方に対して、受診勧奨等を行うフォローアップ事業を実施しています。
B型・C型慢性肝炎は自覚症状がないことが多く、放置しておくと肝硬変や肝がんに進行するおそれがあります。
肝炎ウイルスを早期に発見し、治療することで肝臓がんへの進行を予防しましょう。
仙台市にお住まいの方は、仙台市が実施している肝炎ウイルス検査のホームページ(外部サイトへリンク)をご覧ください。
検査では、問診と採血を行います。
検査結果が判明するまでは、2週間程度かかります。
検査結果は、検査を実施したところに再度来所していただいた上、お知らせします。
一度も肝炎ウイルス検査を受けたことがない方は、原則無料です。
ただし、事前の問診によって、感染の可能性が否定できる方等については有料になります。
令和6年4月1日から令和7年3月31日まで
検査を希望する医療機関に直接、事前にお問合せください。
随時対応しておりますので、保健所にお問い合わせください。
検査を受けるためには、事前予約が必要ですので、希望する保健所にお問い合わせください。
来所・通院の時間を確保しづらい勤労者の方にも、検査の機会を確保するため、平成25年度より県では、企業の定期健康診断に併せて、肝炎検査部分を検査機関に委託して実施する「出張型肝炎ウイルス検査」を実施しています。
(厚生労働省作成「肝炎総合対策に関するQ&A」より抜粋)
肝炎ウイルス検査で陽性となった方を早期治療に繋げ,重症化の予防を図るため、保健所の職員が定期的な状況確認や相談を行う陽性者フォローアップ事業を実施しています。
事業の参加には、同意が必要です。
同意をいただいた方を対象に、初回の精密検査や定期検査を実施した際の費用の助成を行っています。
以下のような方がフォローアップ事業の対象となりますので、参加したい方は、お住まいの市町村を管轄する保健所にお問い合わせください。
なお、市町村が実施する肝炎ウイルス検査(住民健診等)で陽性となった方は、市町村が窓口となりますので、お住まいの市町村にお問い合わせください。
こちらのホームページからご確認ください。
宮城県では、医療機関でご活用いただける肝炎ウイルス検査結果説明書と専門医療機関への受診勧奨資料を作成しました。検査結果説明等を行う際はダウンロードの上、ぜひご活用ください。
B型・C型肝炎ウイルスの感染による肝炎は慢性化することが多く、そのまま進行してしまうと肝硬変や肝がんとなります。そのような重症化を未然に防ぎ、患者のQOLを維持するには、肝炎感染の早期発見と早期治療が大切です。
宮城県や市町村では、肝炎ウイルス検査陽性者の早期発見や重症化予防につながるよう無料のB型・C型肝炎ウイルス検査を実施していますが、医療機関で行われる肝炎ウイルス検査数は自治体が行う検査数よりもずっと多く、医療機関におけるB型・C型肝炎患者の拾い上げが、より重要な役割を果たすと考えられます。
すなわち、医療機関で検査を実施した場合、その結果を患者に説明し、必要に応じて専門医療機関に紹介することが、多くの感染者の発見と早期治療につながります。
また、手術前医学管理料の算定においても、「管理料に包括されている肝炎ウイルス関連検査を行った場合には、当該検査の結果が陰性であった場合も含め、当該検査の結果について患者に適切な説明を行い、文書により提供すること」と記されています。
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