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記者発表資料
平成26年2月25日
保健福祉部疾病・感染症対策室感染症対策班
担当:佐藤・渥美・菅原(内線:2632)
重症熱性血小板減少症候群(以下「SFTS」)については,西日本を中心に患者が発生しており,昨年1年間で40人のSFTS患者が報告されています。なお,宮城県内では患者発生の報告はありません。
今回,国立感染症研究所における「重症熱性血小板減少症候群(SFTS)ウイルスの国内分布状況調査結果(第二報)」において,宮城県内に生息するマダニからSFTSウイルス遺伝子が検出され,またSFTSウイルス抗体陽性のシカが確認されたことが発表されました。
SFTSは,SFTSウイルスを保有している野外のマダニに咬まれること等によって感染します。咬まれてから6日~14日後に発熱,消化器症状(食欲低下,嘔気,嘔吐,下痢,腹痛)が現れ重症の場合は死に至ることもあります。
これから春先以降,マダニが生息する山林や裏庭,畑,あぜ道などに立ち入る機会が多くなりますので,マダニに咬まれないように予防対策をお願いします。
※ マダニは,家庭内に生息するダニとは全く種類が異なり,固い外皮に覆われた比較的大型(種類にもよりますが,成ダニでは,吸血前で3~8mm,吸血後は10~20mm程度)のダニで,主に森林や草地等の屋外に生息しています。
山林や裏庭,畑,あぜ道などに入るときは,次のようなことに心掛けましょう。
【国立感染症研究所】
【厚生労働省】
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