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県内で咽頭結膜熱患者が,過去5年間で最も多くなっています。
咽頭結膜熱は,7~8月頃に流行のピークを迎える感染症です。今後,感染者の増加が予想されますので,感染拡大を予防するため,石けんと流水による手洗いの徹底等をお願いします。
アデノウイルスが原因の感染症で,主な症状は発熱,喉の痛み,結膜炎等で,通常は3~5日くらい続きます。小児(特に5歳以下)の発生が多く,特に生後14日以内の新生児が感染した場合は,重症化することがありますので,早めの受診が大切です。潜伏期間は5~7日です。感染力が強く,感染経路は,咳やくしゃみによって感染する飛沫感染,ウイルスが付着した手で口や鼻に触れることによる接触感染があります。
咽頭結膜熱には,特別な治療法はなく,基本的には対症療法(症状を和らげる治療)を行います。
宮城県内発生状況(第25週:平成29年6月19日~6月25日)
1定点当たりの患者報告数:1.90人(患者数:112人)※同時期の過去5年平均:0.81人
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