ここから本文です。
9月10日日曜日に、栗原市内にあるハイルザーム栗駒で開催された、栗駒耕英岩魚祭(主催:栗駒耕英岩魚祭実行委員会(栗駒耕英岩魚丼販売協議会・栗駒耕英地区振興協議会・栗駒山観光協会))に参加しました。
内水面水産試験場からは、当試験場で開発した全雌三倍体イワナ「伊達いわな」の水槽展示とパネル展示を行いました。
伊達いわなは、通常のイワナが持つ2組の染色体を3組に増やす不妊化技術を施したものであり、2~3年で体長50cm・体重1kgまで成長します。
栗駒耕英地区は、イワナ養殖発祥の地といわれており、イワナは地域の特産物の一つとして親しまれています。当日は、多くの方に伊達いわなに興味を持って頂き、また、食べたことがある、大変美味しかったという声も複数頂き、地元で徐々に認知度が高まっていることが覗えました。
伊達いわなは、平成25年に「伊達いわな振興協議会」を設立し、平成26年から出荷をしています。栗原市内では、現在、3会員が伊達いわなを養殖しています。また、今年1月にはハイルザーム栗駒で伊達いわな試食会(主催:栗原観光資源開発ふるさと協議会)が行われるなど、新たな特産品の一つとして注目されています。
当試験場でも、県の新たな特産品として定着・発展していくよう、引き続き普及活動に取り組んで参ります。
※参考情報:伊達いわなについて
お問い合わせ先
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください
重要なお知らせ
こちらのページも読まれています
同じカテゴリから探す