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元号が改まり、新しい時代を迎えた令和元年度は、「宮城県震災復興計画」で掲げる「発展期(平成30年度~令和2年度)」の中間の年度でもあり、復興の総仕上げに向けたさまざまな事業が、各地で次々と完了を迎えた年でもありました。新たな街の魅力となる施設も相次いで誕生し、徐々に震災前のにぎわいを取り戻しつつあります。
今回は、目覚ましく街並みが変化した復興9年目の宮城を年表でご紹介します。
復興のシンボルとして整備を進めてきた気仙沼大島大橋(愛称:鶴亀大橋)が完成し、開通式が行われました。
東北初の離島に架かる橋を渡ろうと、県内外から多くの観光客が訪れ、開通からわずか1カ月で、年間の来島者数を上回る約11万人が訪れました。
震災で被災した気仙沼向洋高校旧校舎を震災遺構として保存し、平成31年3月10日に開館した「気仙沼市東日本大震災遺構・伝承館」の来場者が1万人を超えました。来場者は国内のみならず、海外からも訪れており、国境を越えて災害の脅威を学ぶ場になっています。
公民館と図書館の機能を併せ持つ複合施設が新たに志津川中央団地内にオープンしました。
センター内には、キッズスペース・学習室・調理室などが整備されており、地域コミュニティの醸成を図る拠点施設として活用されています。
新しく完成した閖上公民館の広場をメイン会場に、「かわまちてらす閖上」「震災メモリアル公園」「閖上ヨットハーバー」など8会場でさまざまなイベントが行われ、約2万人の来場者でにぎわいました。
仙台市が整備した「東部復興道路」は、宮城野区蒲生地区と若林区藤塚地区を結ぶ全長10.2キロメートルの道路で、県道塩釜亘理線などを約6メートルかさ上げし、堤防機能を持たせることで、海岸防災林とともに防潮堤を越えた津波の威力を軽減する「多重防御」の役割を担います。
月刊広報紙『NOW IS.』では、毎号著名な方とともに沿岸被災地を巡り、復興に向けた取組を取材し、発信しています。
Vol.44では、歌手・俳優として幅広く活躍する「中村雅俊」さんとともに、中村さんの故郷「女川町」を巡りました。
広報紙『NOW IS.』を含む宮城県のさまざまな復興情報を掲載しています。『NOW IS.』の取材の様子をまとめた動画も公開していますので、ぜひ、ご覧ください。
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震災復興推進課
TEL 022(211)2408
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