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『平成27年度「みやぎ発展税(通称)」の活用施策の概要』を取りまとめました。その内容については,次のとおりです。
今後,我が県が「宮城県震災復興計画」に基づき,震災からの復興を迅速かつ着実に進めながら,「宮城の将来ビジョン」に掲げる「宮城の将来像」を実現するには,震災からの復旧・復興の取組と並行して,「創造的な復興」の実現も見据えた将来的にも安定した経済基盤を構築するとともに,大震災の教訓を踏まえた真に災害に強い県土づくりを引き続き推進していくことが重要です。
このため,今後も県内総生産10兆円の達成及び県内産業の再興を目指す産業振興施策(「産業振興パッケージ」)と地震等被害最小限化施策(「震災対策パッケージ」)の2つの分野に絞り,効率的・効果的に活用していきます。
なお,「みやぎ発展税」に基づく税収は,当該年度の税収額とその使途を明確化するために創設した「富県宮城推進基金」により引き続き管理運営します。
項目 |
事業数 |
活用額 |
活用額が増加した主な取組 |
||
---|---|---|---|---|---|
発展税活用額合計 |
36 |
3,171,153 |
- |
||
産業振興パッケージ |
6 |
2,928,031 |
- |
||
企業集積促進 |
6 |
2,242,985 |
- |
||
中小企業 |
7 |
230,924 |
産業技術総合センター機器整備 +70,000千円 |
||
人づくり支援 |
5 |
63,058 |
- |
||
地域産業振興促進 |
12 |
391,064 |
観光基盤整備強化 +42,600千円 |
||
震災対策パッケージ |
6 |
243,122 |
- |
||
災害に対応する産業活動基盤の強化 |
1 |
161,166 |
特定建築物の耐震改修 |
||
防災体制の整備 |
5 |
81,956 |
- |
「みやぎ発展税」の税収は,まず富県宮城推進基金に積み立てて,その後当該基金からの一般会計繰入金として活用事業に充当します。
H26末基金残高見込(A) |
11,698,917千円 |
---|---|
H27基金積立額(B) |
4,374,214千円 |
H27基金充当額(C) |
3,171,153千円 |
H27末基金残高見込(A+B-C) |
12,901,978千円 |
※1 H27基金充当額(B)には,H26以前からの繰越額を含みません。
※2 基金残高については,立地決定した企業や今後立地する企業への奨励金交付に活用します。
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