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石綿は,アスベストとも呼ばれ,天然に産出する鉱物の一種です。繊維状のため,糸や布に織り上げることができ,曲げや引っ張り,摩擦に強く,耐熱性,対薬品性,絶縁性に優れているなどの特性があります。そのため,建築材料を中心にさまざまな用途に使用されてきました。
しかし,その有害性が明らかになり,現在では石綿や,重量の0.1%以上の石綿を含有する全てのものの製造,輸入,譲渡,提供,使用が法令により禁止されています。
アスベストを取り巻く最近の状況について,平成25年度に開催された「建築物の解体等における石綿ばく露防止対策等技術的検討のための専門家会議」における検討の結果を踏まえた石綿障害予防規則の一部改正(平成26年度厚生労働省令第50号)により,吹付けアスベストに加え,建築物等に張り付けられたアスベストを含有する断熱材,保温材及び退化被覆材(以下「アスベスト含有保温材等」)についても,損傷,劣化等により,アスベストがばく露するおそれがあるときは,事業者は,除去,封じ込め,囲い込み等の措置を講じなければならないとされたところです(平成26年6月施行)。
つきましては,今後とも,アスベスト含有保温材等の損傷,劣化等によるアスベスト等のばく露のおそれがある場所はもとより,アスベスト含有保温材等が安定して飛散のおそれがない場所であっても,破損の際にはアスベストの繊維が飛散するおそれがあるため,引き続きアスベストの除去,封じ込め,囲い込み等,法令等に基づき適切な措置を講じるよう,社会福祉施設等におけるアスベスト対策の徹底に万全を期されるようお願いします。
【参考】改正「石綿障害予防規則」が施行されます(PDF:600KB)
※本調査は対象施設に通知をしております。
「社会福祉施設等における吹付けアスベスト(石綿)等及びアスベスト(石綿)含有保温材等使用実態調査について」に係る調査表を掲載しております。参考「社会福祉施設等におけるアスベスト使用実態調査について」をよく読み,調査表をダウンロードをし,回答を記入,印刷の上提出願います。
※内容は平成28年度調査時と同じものです。調査時点を平成30年12月1日時点と読み替えてください。
お読みください!→社会福祉施設等におけるアスベスト使用実態調査について(PDF:394KB)
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