スマートフォン版を表示する

ここから本文です。

消防団の概要

消防団とは

消防団は、消防本部、消防署と同じく法律に基づいて市町村に設けられている消防機関です。
令和6年4月1日現在で全国に2,174団あり、ほとんどの市町村に設置されています。

 【消防団と常備消防との関係】
消防団の概要図

常備消防とは、消防本部(局)・消防署を指すもので、常勤の消防職員が勤務しており、火災予防の他、火災、救急、救助などの災害が発生すれば出動して対応する消防機関です。

宮城県内の消防団 (令和6年4月1日現在)

消防団数 42消防団(仙台市7、塩竈市2、他市町村33)

消防団員数 16,840人(男性16,344人、女性496人)

被雇用者団員数 12,021人(割合71.4%)

学生団員数 86人

機能別団員数 544人

消防団員の活動

消防団の任務は、地域を火災等の災害から守ることです。
消防団員は、普段は自分の職業に就きながら、火災はもちろんのこと、地震や風水害等の大規模災害時にも消防活動にあたります。
また、災害時以外にも火災の予防や住民に対する啓発など幅広い分野で活動しており、地域の身近な消防防災のリーダーとして重要な役割を果たしています。

消防団は地域に密着した組織

阪神・淡路大震災・東日本大震災でも、多くの消防団員の方々が、自らも被災しているにもかかわらず、地震直後から消火活動や救助活動、住民の避難誘導、救援物資の搬送などの活動に従事しました。
このような時に、顔見知りであったり近所の住民である消防団員が、住民の協力の求めに応じて、効果的な消火活動や救助活動が行いました。
また、近年の豪雨や台風による風水害においても、多くの消防団員が危険個所の警戒巡視、救助活動、住民の避難誘導、土のう積みなどの活動を行い、住民の皆さまからは炊き出しなどによる消防団活動への支援が行われています。

消防団員の身分

消防団員の身分は、特別職(非常勤)の地方公務員です。それぞれの職業を持った地域住民の方々が自分の意思で消防団に入団しています。
令和6年4月1日現在、全国で746,681人の消防団員が活躍しています。

女性団員も活躍しています

「男の世界」と思われがちな消防団ですが、全国で28,595人(令和6年4月1日現在)の女性団員が、住民への防災指導や応急手当の普及など様々な分野で活躍しています。

学生団員も活躍できる場

近年、消防団員が減少し、平均年齢の上昇が進む中、大学生・専門学生等、若い力の消防団活動への参加が強く期待されています。
そんな中、各地で大学生、専門学生等を消防団員として採用しようという動きが広まりをみせており、全国で7,122人(令和6年4月1日現在)の学生団員が、住宅防火訪問・高齢者訪問や救命救助講習、消防の諸行事、イベント等で消防団をPRする活動をしています。

機能別消防団員(分団)

消防団には、より多くの方に参加いただくために、機能別消防団員・分団という制度があります。
機能別消防団員とは、仕事や家族の都合等で全ての活動に参加することが困難といった方などが、それぞれの能力やメリットを活かしながら特定の消防団活動や時間の許す範囲での活動ができます。例えば、大規模災害時にのみの活動や住宅防火訪問・高齢者訪問や救命救助講習の実施といった活動をする消防団員として活躍されています。
また、機能別消防分団とは、女性のみで編成される女性分団や大規模災害のみ活動する分団のほか、車両が通れない場所への救援物資の運送や、震災時の情報収集などを行うバイク隊など各分野で活躍されています。

お問い合わせ先

消防課消防班

宮城県仙台市青葉区本町3丁目8-1
5階北側

電話番号:022-211-2373

ファックス番号:022-211-2378

より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください

このページの情報は役に立ちましたか?

このページの情報は見つけやすかったですか?

information retrieval

このページに知りたい情報がない場合は