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特定外来生物とは、外来生物(海外起源の外来種)であって、生態系、人の生命・身体、農林水産業へ被害を及ぼすもの、又は及ぼすおそれがあるものの中から、外来生物法(正式名称:特定外来生物による生態系等に係る被害の防止に関する法律)に指定される生物のことを指します。
指定された生物の取り扱いについては、輸入、放出、飼養等、譲渡し等の禁止といった厳しい規制がかかります。
特定外来生物は、生きているものに限られ、個体だけではなく、卵、種子、器官なども含まれます。
法律の概要について(外部サイトへリンク)(別ウィンドウで開きます)
ブラックバスやブルーギルなどの特定外来生物については、外来生物法により飼育、栽培、保管及び運搬が原則禁止されており、違反者(法人も含む)には、罰則が課せられ、違反内容によっては非常に重い罰則となる場合もあります。
また、ブラックバス等の外来魚は水産業や生態系に大きな影響を及ぼすため、県では水産資源の保護培養を図ることを目的とし、内水面漁場管理委員会指示により、ブラックバス等の外来魚の移植及び再放流することを禁止しています。密放流等を行わないようにしてください。
「ヒアリ」は攻撃性が強く、刺された場合、火傷のような激しい痛みが生じ、体質によってはアナフィラキシー・ショック(急激で重度なアレルギー症状)を起こす可能性があるなど、人体への被害を及ぼすおそれがあります。
県内では「ヒアリ」は確認されていませんが、万が一「ヒアリ」と疑われるアリがいても、素手で触らないようにしてください。
写真:ヒアリ(環境省HPより)
【特徴と識別のポイント】を見て、「ヒアリ」と疑われるアリを発見した場合は、環境省の「ヒアリ相談ダイヤル」、地元の自治体や下記の通報・問合せ先まで御連絡ください。その特徴をお伺いすることがあります。ただし、死んでいても針が出ていて刺さることがあるので、決して素手で触らないでください。
「ヒアリ」の毒への反応は、人によって大きく異なります。刺された時には、安静にし、急激に容体が変化する場合には、速やかに病院に行ってください。
ヒアリに刺された場合の留意事項について(PDF:169KB)
アメリカザリガニとアカミミガメについては、2023年6月1日より「条件付特定外来生物」に指定されます。
「条件付特定外来生物」は、外来生物法に基づき特定外来生物に指定された生物のうち、通常の特定外来生物の規制の一部を、当分の間、適用除外とする(規制の一部がかからない)生物の通称です。
両種については、一般家庭等での飼養等や無償での譲渡し等については許可無しで行うことができますが、ただし、業として飼養等する場合は飼養等基準を遵守する必要があります。
一方で、販売・頒布を目的とした飼養等、販売・頒布・購入、輸入、野外への放出等については原則として通常の特定外来生物と同様の規制がかかります。
アカミミガメ・アメリカザリガニの規制について(外部サイトへリンク)(別ウィンドウで開きます)
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