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仙台高等技術専門校からお知らせしたい出来事,最新のニュース,授業の様子などをお届けします。
平成31年3月13日,本校において修了証書授与式が行われました。
修了式では在学生を代表して,電子制御システム科1年の菅野 直樹さんが,「苦難に直面することがあっても専門校で学んだ技術,技能を糧に,校訓でもある責任,誠実,安全を胸に,乗り越えてください」と送ることばを述べました。
また、修了生を代表して,機械エンジニア科2年の山本 更さんが,「学校生活で,知識,技能だけでなく精神面においても成長できました。ここで学んだことを礎に、社会に貢献できる人材となれるよう何事も全力で取り組んで参りたい。」と答辞を述べました。
ご臨席を賜りましたご来賓の皆さま,祝辞・祝電を賜りました皆さま,ありがとうございました。
修了証書授与式
11月から始めた女子トイレの改修1期工事が、建築関係科が力を合わせ無事完了しました。
担当工事
建築製図科:計画・木工事・ガラス工事
電気科:照明工事
塗装施工科:壁面、天井面、棚等塗装工事
設備工事科:洗面台取付工事
昨日行われた内覧会では、校長はじめ副校長、総括、女子職員のみなさまから、お褒めの言葉やねぎらいの言葉をいただき、生徒もほっと胸をなで下ろしていました。生徒はいろいろと苦労していましたが、就業後の仕事に活かしてほしいと思います。
パウダールームの改修工事で、棚を製作しカウンターの取付後に、塗装工事と鏡の取付を行いました。いよいよ大詰めです。完成を目指し修了式前日まで頑張ります。
天気が良かったこともあり,太陽光パネルの動作実験を行いました。
パネルを4つ直列に接続し,オシロスコープにてパネルのI-V(電流・電圧)特性を観測しました。
学生は日頃、コンセントなどの理想的な電源を利用することが多いため、電流が流れるとその分電圧が低下する特性に興味津々でした。
電子制御システム科第27期生修了課題発表会を行いました。「Raspberry Pi3を用いた動画ストリーミング配信,監視システムの構築」「AndroidStudioを使用したシューティングゲーム」「Java Eclipse で作るオセロAI」「C言語とDXライブラリを使用したシューティングゲーム」「Arduinoを使用したLEDキューブ」「Raspberry Piを使った電光掲示板」等,各自でテーマを設定し取り組みました。
修了式も近づき,訓練も終盤を迎えています。先週と今週は,レースウエイとケーブルラックの工事を行いました。
これらの工事方法は,工場や公共の施設などで使用されることが多く,電気的な接続や配線の知識はもちろんのこと,細かい部品の名前や取り付け方を理解した上での作業となります。いずれの工事方法も仕上がり時に水平垂直を出す必要があり,レーザーや水平器などを利用しながらの施工となるため,みんな良い経験になったのではないかと思います。
造園科教室のコンセント増設工事を行いました。設置するコンセントは4か所で,分電盤から器具までを金属管にて新設しました。
これらのコンセントは,次年度4月から使用されるものとなるため,いつも以上に真剣な作業となりました。
作業手順は,図面を見ながら金属管を設置し,その後管の中に電線を通します。
そして,電線とコンセントを接続後,配線の電気的な漏れがないことを特殊な測定器で確認し通電となりました。
電子制御システム科2年生は修了に向けて,各自で課題を設定して修了課題に取り組んでいます。
Arduinoを使用したLEDキューブ
Arduinoを使用して512個のLEDを制御しています。パソコンでマイクロコンピュータ(Arduino)にプログラムを書き込み,プログラムされた点灯パターンでLEDキューブを点灯させます。
C言語とDXライブラリを使用したシューティングゲーム
授業で制作したゲームよりも,更に本格的なゲームを制作しました。ゲームに登場するキャラクターも自分でデザインしました。
AndroidStudioを使用したシューティングゲーム
タイトル画面でタップすると,メニュー画面になります。メニュー画面で機体を選択しゲームスタート。スコアを連続で3000点取るとパワーアップアイテムが出現し,パワーアップアイテムを倒すと機体がパワーアップします。スコアを10000点取るとボスキャラが出現し,倒すとステージ2に進みます。
Raspberry Pi3を使用した動画ストリーミング配信システム
ターミナルからWebサーバーとファイルサーバーを立ち上げます。ブラウザを開き,ユーザー名とパスワードを入力すると,タブレットで動画のストリーミングを見ることができます。タブレットの画面上に配置されたエリア切り替えボタンをタッチするとカメラがその方向を向き,切り替わったエリアの映像を見ることができます。このシステムを遠隔操作可能な監視カメラに応用することもできます。
自動車整備科1年生の実習風景をご紹介します。
エンジンの動力をタイヤに伝える装置(パワートレイン系)の実習を行っています。
トランスミッションと呼ばれる変速装置を分解しています。前輪駆動用と後輪駆動用は少し構造が違うので,交代しながら両方を作業します。
ギヤやベアリングに異常がないか丁寧に点検しています。誤作動を防ぐための細かいパーツも多いため,外した順番に整理整頓していくよう指導しています。
現物を目の前にし,再度教科書を開いて確認しています。実際に手にとって触れることにより記憶に刻まれ,後日復習する際に簡単に思い出すことができるようになります!
平成31年2月21日に開催された、第52回建築塗装技能コンクールにおいて、塗装施工科3名の訓練生が入賞し表彰されました。
木下颯斗君は,自由課題(クリヤー)でも入賞し、重複入賞となりました。日頃の訓練成果を発揮することができました。
外線工事実習にて、引き込み工事を行いました。引き込み工事は電柱上の電線から住宅などの建物に電気を引き入れる作業です。
作業内容は大きく分けて二つあります。一つ目は、建物に引き込む電線を柱上にて接続する作業です。
胴綱や安全帯などの保護具をしようすると柱上でも両手が自由に使えるようになり、電線の接続作業ができます。
二つ目は、柱上で接続した電線を電力量計に接続する作業です。きれいに仕上げるには要所要所にコツがあり、確認をしながらの作業となりました。約1週間掛けて全員作業を完成することができました。
試験週間が先週で終わり、今週から女子トイレ工事の再開です。廊下側壁工事で,間柱・胴縁取り付け,ベニヤ張り工事を建築製図科の生徒が行いましたが、生徒同士声を掛けあいながら、手際よく作業を進めていました。塗装工事をはさみ、来週は棚の作成です。修了に向けて頑張っていきます。
「AndroidStudio」を使い,タブレット上で動作するAndroidアプリを開発することによって,Java言語の習得訓練をしています。タブレットに内蔵されたモーションセンサーを利用して,ゲームを制作しました。タブレットを傾けたり振ったりすることによって,X軸加速度,Y軸加速度,Z軸加速度,傾斜角,回転角の各情報を取得し,ゲームに応用します。「障害物を避けながらゴールを目指すゲーム」「ボールを転がして穴に落とすゲーム」「ブロック崩しゲーム」「ピンポンゲーム」等,各自工夫してゲームを制作しました。
部屋に隠された熊のぬいぐるみを探し出し,おもちゃ箱に入れる「宝探しゲーム」
ボールをスタート地点からゴール地点まで転がす「コロコロゲーム」
電子制御システム科2年生は,技能検定電気機器組立て(シーケンス制御作業)2級(中級技能者レベル)の合格を目指して訓練をしています。シーケンス制御は,あらかじめ定められた動作順序に従って機器等を制御し,エレベーター,自動販売機,自動ドア,信号機,工場の生産ライン等,多くの分野で活用されています。
1.指示された仕様に基づいて,プログラマブルコントローラと試験用盤の配線作業を行います。
2.指示された仕様に基づいて,プログラミングツールを使ってプログラムを入力します。
3.プログラミングツールからプログラマブルコントローラにプログラムを書き込みます。
4.指示された仕様に基づいて,試験用盤を動作させます。
本館2階女子トイレ東側壁下地工事で,間柱・胴縁の取り付けに引き続き,ベニヤ張り工事を建築製図科の生徒が行っています。力のいるアンカー打ち工事や9ミリベニヤを持ち上げてビスで四つ角を固定する作業までを主に男子生徒が行い,残りのビスをベニヤに打ち込む作業を主に女子生徒が行っています。ビスの数はベニヤ1枚に付き100本程度とかなりの本数になり,慣れない作業で疲れますが,そんな中,お互いに協力しながら作業をする姿勢が見られるようになってきました。今週から来週までは試験週間です。木工作業は2月18日頃から再開します。
1月18日に本校の機械エンジニア科実習場で技能検定実技試験(機械検査2級)が行われ,1年生8名,2年生1名が受検しました。
【作業1】では,寸法測定の作業です。
図面に示されている21箇所の測定箇所を,指定された測定器で測定します。
試験時間は,11分です。
【作業2】では,歯車のまたぎ歯厚測定をします。
歯厚マイクロメータを用いて歯車の歯厚を測定し,測定値から放線ピッチを求めます。
試験時間は,5分です。
【作業3】では,三針法によるネジプラグゲージの有効径を測定します。
三針と言うゲージとマイクロメータを使い測定し,その測定値を使って所定の計算式で計算して,ネジの有効径を求めます。
試験時間は,3分です。
【作業4】では,外側マイクロメータの指示誤差(器差)測定をします。
外側マイクロメータは,精密な測定器ですが構造上,測定する幅によって微小に誤差があるので,それを読み取ります。
試験時間は,6分です。
電気科の訓練もいよいよ後半戦に突入です。今回は,がいし引き配線です。
がいし引き配線は,「がいし」と呼ばれる陶磁器製の固形絶縁体を使用して,絶縁電線を天井の梁などに固定していく配線方法です。絶縁電線は造営材に直接触れさせることができないため,がいしで電線を浮かせながら固定していきます。
現在では,ケーブルと呼ばれる造営材に直接固定することができる電線を使用することが多く,がいし引き配線はほとんど見かけなくなりました。ですが,最近,古民家風の住宅や店舗などが注目され,装飾的にがいし引き配線が取り入れられています。この配線を正しくできる職人が非常に少なくなってきています。ここでしっかりと身に付けて下さい。
本館2階女子トイレ東側壁下地工事を,1月15日から建築製図科の生徒が行っています。土台となる木材を据付け,間柱を立て,胴縁をビスで455ミリ間隔に取り付けています。コンクリートの床や壁にはアンカーを打ち込み,木材を固定しました。これにより,構造強度が増し、壁の平滑度があがります。木材の加工,ドリルの扱い方も徐々に上手になってきました。
本館2階の女子トイレの入り口のドアと周囲の枠の解体工事を,1月11日から1月16日にかけて行いました。ドアを取り外した後,ガラスを取り外し,その後周囲の木枠をのこぎりで切断しながらはずしました。途中,ガラスが上手く外れず割りながら作業したり,のこぎりで切断中に釘があたって上手く切れなかったりと,苦労しましたが,ケガもなく無事作業が終わりました。(上段左の写真は3階の女子トイレです。)
本館2階女子トイレ入り口前の洗面台と接続されている配管の取り外し工事を,1月10日に設備工事科の生徒が行いました。3学期にもなると1・2学期に身につけた技能を活かし,スムーズに作業を進められるようになり,当初作業時間2日間を見込んでいましたが,1日で作業が完了しました。立派です。(左の写真は3階の女子トイレです。)
自動車整備科2年生の実習風景をご紹介します。
修了を目前とし,より実践的な実習を行っています。
1月中は本校の目玉である「模擬自動車整備工場実習」を行いました。
模擬自動車整備工場実習とは,各班ごとに作業予定が決まっていて,時間内に作業を完了させ,お客様(役の指導員)に作業説明を行う,というものです。(写真は作業管理ボードです)
時間内に作業を完了させるためには,次の作業を考えて段取りをする能力やチーム内外とのコミュニケーション能力も必要です。最初はうまくいかないこともありますが,段々と上達してきます!
ブレーキ類の点検,消耗品類交換などは多頻度作業と呼ばれる部類に入るので,数をこなして作業スピードを上げていきます。
是非社会で役立たせてもらいたいものです!
前回,溶接実習1の3の続き。作業台の脚を溶接で固定したので,脚の先に接地面をキズ付けないよう平たい板を溶接して取付けます。仕上げは,塗装科で塗装をしてもらって,出来上がりです。塗装をしてもらうと見栄えが段違いに良くなります。
前回,溶接実習1の2の続き。切り離した作業台の脚を真っ直ぐにして,再度くっつけていきます。その後,補強を取付けます。
右の写真は,しっかりと密着するようにシャコ万力という道具で固定したところです。この後,溶接作業に入ります。
「AndroidStudio」を使い,タブレット上で動作するAndroidアプリを開発することによって,Java言語の習得訓練をしています。
今回はBluetoothを使って,タブレットで操作するラジコンカーを製作しました。
ラジコンカーのデバイス等の設定をプログラムで行い,タブレットの「Connect」ボタンをタッチするとBluetooth接続され,「Disconnect」ボタンをタッチすると切断されます。
タブレットの「FORWARD」ボタンをタッチするとラジコンカーが前進します。
タブレットの「BACK」ボタンをタッチするとラジコンカーが後退します。
タブレットの「RIGHT」ボタンをタッチするとラジコンカーが右行します。
タブレットの「LEFT」ボタンをタッチするとラジコンカーが左行します。
タブレットの「STOP」ボタンをタッチするとラジコンカーが停止します。
当校の校舎は築40年以上を経過しており,トイレについても現在の使用状況にあわず不便な状況でした。今回は特に改善が必要と思われた本館2階女子トイレの改修について計画しました。
本館2階女子トイレは,生徒や女性職員の他,月に2回程度行われる求職者支援訓練の面接で来場される女性受験者が使用しています。今回その利便性を向上させることを目的とし以下のように計画してみました。
主な計画ポイント
具体的な計画
12月13日に行った校内プレゼンテーションで,校長先生はじめ,多数の御出席者からいろいろなご意見を頂戴しました。これを踏まえ計画を修正し1月から工事を始めています。今後,進捗状況をホットニュースでお知らせしたいと思います。
「AndroidStudio」を使い,タブレット上で動作するAndroidアプリを開発することによって,Java言語の習得訓練をしています。「スロットゲーム」,「High&Low ゲーム」,「脳トレアプリ」を制作しました。
「スロットゲーム」
XMLファイルでボタンを作成し,ボタンをクリックすると乱数を発生させ,該当した数値で画像を表示させます。
同じ画像を3個揃えるゲームです。
「High&Low ゲーム」
ゲームスタートをクリックすると,数字が表示されます。
次に表示される数字が,今表示されている数字より大きいか小さいかを当てるゲームです。
「脳トレアプリ」
モグラが式の一部を隠しています。
隠されている部分を考えて,「+」「-」「×」「÷」のいずれかのボタンを押して,式が成り立つようにして脳を鍛えるアプリです。
平成30年度後期技能検定実技試験(普通旋盤3級)が1年生を対象に本校の機械エンジニア科実習場で実施されました。
入学して,9ヶ月で普通旋盤作業3級を受検できるまでに技能を習得することが出来ました。
本校では,例年高い合格率を誇っており,上記のような機械加工職種の3級に合格すると,2年次には,次のステップの2級機械加工職種(普通旋盤,数値制御旋盤,フライス盤,マシニングセンタなど)に挑戦することが出来ます。
写真が課題の部品です。
標準時間2時間(打ち切り時間2時間30分)以内に2つの部品を図面通りに加工を終了しなければいけません。
測定器の使い方として、回路計、クランプメータ、絶縁抵抗計、接地抵抗計などの使い方を学びました。
電気は目で見ることができないため、測定器を通して可視化しなければいけません。
そのため、電気工事士として働くためには、どの測定器も使い方をマスターする必要があります。
電球を負荷として使用し、電圧と電流を測定します。
各種測定器の表示方法にも特長があるため、測定値を読むのも工夫が必要です。
接地棒を埋設し、接地極を新設します。接地工事は、電気工事の資格がなければ、設置することができません。
作業内容は難しくはありませんが、経験値としては貴重です
新設した接地極の値を測定するために、2カ所の補助接地極を埋設する必要があります。各々に電圧と電流を印加し、測定器の中でオームの法則から値を出力しています。
接地抵抗計で、新設した接地極の値を測定しているところです。
今回設置した接地極は145Ωという結果でした。
限定的ではありますが、一般住宅で使用する接地線として使用はできそうです。
この日は10月26日の抜柱(電柱を抜く)作業の続きで、電柱を建てる作業と電力量計の取り外し作業を行いました。
スコップを用いた穴掘り作業は、2回目ということもあり、作業は順調に進みました。
穴を掘る深さは、電柱全長の1月6日以上と決まっています。
そのため、掘り終わった穴は、学生の身長よりも深くなります。
電柱を建てる時は、グループ全員で共同作業となります。
「せーの」と声を掛け合いながら、一気に建てます。
建物に電気を引き込む際に使用する、ポールを建てました。
その後、電力量計を入れるボックスを取り付けて完成です。
電柱の各場所から電力量計まで、引き込んでいる電線と電力量計の取り外し作業を行いました。
自動車整備科1年生の実習風景をご紹介します。
先日,2学期末の実技試験が実施されました。
実技試験は,技能習得レベルを確認するため定期的に実施しています。いくつかのセクションに分かれて作業をしますが,写真はサスペンション装置の脱着作業の課題です。
こちらはエンジンの基本点検課題です。各課題には制限時間が設けられ,決められた時間内に正しい手順で作業が出来るかを観察します。普段と違う雰囲気に皆緊張気味です。
電気装置の点検課題です。テスターを使って点検し,良否判定を行い,その結果を用紙に記入していきます。
1年生の実技試験課題はどれも基礎的な内容ではありますが,この土台の上に専門技術を積み上げていくので,1つ1つ確実に作業出来ることを目標としています。気になる試験結果は…無事に全員合格でした!3学期は定期点検やエンジン制御部品の点検などに関する実習を行う予定です。
前回,ポリエチレン管の接続で製作した課題に水圧を掛けて,水漏れがないか検査を行いました。全員分の作品を全部接続して,いっぺんに水圧を掛けます。何人かに水漏れがあったので,手直しをして,再度,水圧テストを行いました。全員,漏れ無しで,完成です。
電子制御システム科2年生は内定率100%を達成しました。
来年4月の入社に向けて,社会生活を送るにあたってのマナー向上及び職場定着の促進並びに労働法について,みやぎジョブカフェキャリアカウンセラーの先生にお越しいただき,入社準備セミナーを開催しました。
実技や演習問題を取り入れながら,学生一人ひとりに対してきめ細かいサポートをしていただきました。
来年4月に入社を控えている学生にとって,とても有意義なセミナーとなりました。
オペアンプを用いて,ディジタル信号をアナログ信号に変換するD-A変換回路と,アナログ信号をディジタル信号に変換するA-D変換回路を製作し,その原理を学びました。
本校に入学してはんだこてを初めて握った学生が,僅か数ヶ月の訓練で,技能検定電子機器組立て3級に合格し,様々な電子回路を製作することができるようになりました。
(1)はんだこてを適切な温度に設定し,はんだこてでランドとリード線を温め,はんだが接合金属の表面によく流れ,長くすそを引くよう過不足なくはんだ付けします。
はんだ量過剰,ランドの剥離,飛びはんだに気をつけます。
(2)配線は基板から浮き上がらないよう直線的に行い,配線の方向を変える場合は直角に行います。
(3)極性がある部品を除き,正面から見て下から上,左から右方向に読めるよう,垂直又は水平に整然と実装します。
基板裏面
塗装施工科では,(一社)日本塗装工業会宮城県支部主催の「いいいろの日塗装ボランティア」に参加し,仙台市台原森林公園内の木製ベンチや休憩所のモルタル造りの柱を塗装しました。
学生は,2班に分かれての作業でしたが,会員のプロの職人さんに教わりながら,木製ベンチに防腐塗料や鉄部に錆止めを塗りました。一緒に作業を行った職人さんの素早い作業スピードに学生もびっくりした様子でした。
公園を利用する方々にも声を掛けられ,緊張しながらの作業でしたが,無事完了することができました。
自動車整備科1年生の実習風景をご紹介します。
電子制御エンジンの基本点検実習を行っています。
エアコンや冷却水ポンプ,発電機などはエンジンによりベルトで駆動されています。この実習ではベルト類の交換と張り具合の調整を行っています。
適切な張り具合に調整できるよう1人ずつ作業をしています。
エンジン内部の摩耗を簡易的に診断する方法に「圧縮圧力の測定」というものがあります。エンジンを回転させたとき,ピストンでどの程度空気を圧縮出来るのかを判断します。準備物や作業手順を確認しながら作業をしています。
エンジンが調子よく動くためには,適切なタイミングで点火する必要があり,その点火タイミングを確認しています。実際はコンピュータで制御されるので,「外部診断機」という機械を使って制御データを読み取ります。
11月2日,平成30年度第17回「高校生ものづくりコンテスト」宮城県大会電気工事部門が大崎高等技術専門校の電気科実習場を会場に開催されました。電気科のある本校及び大崎校の学生も高等技術専門校(高技専)の部として別枠参加しました。
高校生の部には県内の工業高校から12人が参加し,高技専の部には,本校・大崎校それぞれ3人ずつが参加し競技が行われました。課題は,垂直パネル(縦1820ミリ,横1820ミリ,床面からの高さ約350ミリ)に「施工図」「施工条件」に示された配線工事を行うもので制限時間は120分です。ほぼ全員が時間内に作業を終了させることができました。
本校学生の成績は,高技専の部で第2位が最高位となりましたが,高校生や他校の学生と競い合うことで,得られるものはかなり大きかったと思われます。この経験を今後に生かしてください。
【電子制御システム科2年生】
「AndroidStudio」を使い,タブレット上で動作するAndroidアプリを開発することによって,Java言語の習得訓練をしています。
今回は,これまで制作した「アクションゲーム」「落ちものゲーム」を参考にして,シューティングゲームを制作しました。
処理の最低条件としては,「アクションゲーム」のようにシーン分けをする。(STRATシーン→PLAYシーン→RETRYシーン→GAMEOVREシーン)
自機は左右上下に動かすことができる。自機から弾が発射する。敵は複数用意する。効果音を適宜使用する。使用する画像,音源は自由。
として制作しました。
制作手順としては,背景画像の表示→自機の表示→タッチした座標を自機座標として左右上下に動かす→自機の中心でドラッグできるように調節する→複数の敵画像を表示することができるよう必要な変数を宣言し表示する→画像に動きをつける→自機から弾を発射→当たり判定(自機と敵,自機と弾)
として制作しました。
ポリエチレン管(写真の黒い管)を所定の寸法になるように切断し,継手(管と管をつなぐもの)でつないでいきます。工具は,パイプカッター,レンチ2丁と木ハンマがあれば,切断し,接続することができます。ポリエチレン管は,一般住宅であれば,足洗い場と接続するのに使用され,土の中にそのまま埋められています。
FMトランスミッター回路を製作しました。
エレクトリックコンデンサマイクロホンから入力した音声信号の振幅に応じて搬送波の周波数を変化させる変調方式(FM:Frequency Modulation)で電波を送信し,FMラジオで受信します。
(1)左右のリード線を均等に,無理な力が加わらないよう,ラジオペンチの角に沿ってしっかりと折り曲げます。
(2)ピンセットの後ろ側を基板とリード線の根元に当て,ピンセットを倒し,基板に密着するように折り曲げます。
(3)トランジスタは,基板との隙間を5~8mmとします。
(4)良いはんだ付けをするためには,こて先の温度管理が重要です。
こて先クリーナーではんだこてのこて先をクリーニングする場合,スポンジタイプのこて先クリーナーに水を含ませてクリーニングするとこて先の温度が下がり,適正温度まで上昇するまで時間がかかるため,ワイヤータイプのこて先クリーナーでクリーニングします。
(5)こて先をクリーニング後,こて先に予備はんだしてからはんだ付けします。
(6)配線する場合は,片方を仮はんだして固定します。
(7)もう片方をはんだ付けした後,仮はんだ部分をはんだ付けします。
この時,基板から浮き上がらないよう直線的に行い,配線の方向を変える場合は直角に行います。
(8)極性がある部品を除き,正面から見て下から上,左から右方向に読めるよう,垂直又は水平に整然と実装します。
基板裏面
10月17日に塗装施工科実習場で外国人技能実習生の噴霧塗装基礎級の技能検定が行われました。
技能実習制度は,開発途上国等の外国人を日本で一定期間(最長5年)に限り受け入れ,企業の職場内訓練で技能を習得する制度です。技能実習生は,現在全国に約27万人在留しています。(*平成29年末時点)
今回塗装施工科で行われた技能検定は,入国から1年目に受検が必須の基礎級です。県内の事業所で塗装に携わる実習を行っているベトナム国籍の2名が受検しました。普段とは違う環境での作業に緊張気味でしたが,無事作品を完成することができました。ぜひ合格して欲しいです。
自動車整備科1年生の実習風景をご紹介します。
アーク溶接講習を受講しています。
アーク溶接とは,電極と一体になった溶接棒に大電流を流して火花を発生させ,その熱で母材を溶かして接合するものです。
やけどをしないよう,しっかりと保護具を着用します。
まずは指導員のお手本を観察します。本校のウリは様々な訓練科があること!この講習は溶接科の免許を持つ指導員が担当しています。
上手に溶接できるよう,皆真剣に観察しています。
実際に1人1人溶接作業をしてみます。溶接棒と母材の距離,溶接棒を動かす速度などを意識して繰り返し練習しました。
皆さんのお仕事に役立ちますように…
実習にて,抜柱作業を行いました。この日は実習場に立っていた2本の木柱を倒しました。
作業は,木柱の手前1.5m付近より階段状に深く掘り進んでいきます。
木柱は1.7m程度地面に埋まっていたため,一番深いところでは人がスッポリ隠れるくらいまで掘りました。
最初は四苦八苦しながらの作業でしたが、共同して木柱を抜くことができました。
PWMモータードライブ回路を製作しました。PWMはPulse Width Modulationの略で,ICを使ってオン・オフの繰り返しスイッチングを行い,モータの回転制御を行います。
(1)基板のパターン面を直接手で触れると,はんだ不良や酸化の原因になるため,手袋を着用して作業します。
(2)安全のため,保護めがねを着用します。
(3)左右のリード線を均等に,無理な力が加わらないよう,ラジオペンチの角に沿ってしっかりと折り曲げます。
(4)ピンセットの後ろ側を基板とリード線の根元に当て,ピンセットを倒し,基板に密着するように折り曲げます。
(5)トランジスタは,基板との隙間を5~8mmとします。
(6)はんだこてを適切な温度に設定し,はんだこてでランドとリード線を温め,はんだが接合金属の表面によく流れ,長くすそを引くよう過不足なくはんだ付けします。
はんだ量過剰,ランドの剥離,飛びはんだに気をつけます。
(7)配線は基板から浮き上がらないよう直線的に行い,配線の方向を変える場合は直角に行います。
(8)極性がある部品を除き,正面から見て下から上,左から右方向に読めるよう,垂直又は水平に整然と実装します。
基板裏面
前回の溶接実習1の1の続き。作業台の天板と脚が切り離されたところです。
10月7日に第一種電気工事士の筆記試験が実施され,電気科の学生も全員受験してきました。第一種電気工事士は第二種電気工事士の上位資格になります。試験は,筆記試験と実技試験に分かれており,最初に行われる筆記試験に合格すると実技試験に進むことができます。学生は,9月から筆記試験の前週まで合格に向けて対策を行ってきました。覚えることが多く大変だったと思います。
造園科では、修了前のこの時期に修了庭園を作庭しています。
石の配置など現場で何度も調整しましたが、良い経験になりました。
造園科修了庭園
電子制御システム科
【電子制御システム科2年生】
「AndroidStudio」を使い,タブレット上で動作するAndroidアプリを開発することによって,Java言語の習得訓練をしています。
今回はアクションゲームを制作しました。
9月15日に行われた手作り自動車省燃費競技大会に参加してきました。
本校の活動や技術力をPRすることを目的に,第29回手作り自動車省燃費競技大会に参加してきました。
今回は3回目の挑戦で各科の協力による新機構満載の車両を製作し,優勝を目指しました!
まずは車検を受け,合格後に練習走行と調整を行います。ドライバーは自動車整備科2年生の学生から選出しました。
いざ記録会がスタート!小雨の中20周完走に向けて順調に周回を重ねています。
参加車両は15台でしたが完走したのは6台という厳しいレースでした。
規定時間内に無事完走!ゴール直後にリアタイヤがパンクするアクシデントもありましたが,燃費は217km/Lで部門第3位,全15台中4位となりました。
今後マシンに更なる改良を加え,記録更新を目標に来年度も参加する予定です。
溶接実習では,ものを作ったり,直したりします。まずは,鋼鉄製の作業台の改修を始めました。作業台を収納する時,収まりが悪いので,下に行くほど拡がっている作業台の脚を真っ直ぐに作り直します。今回は,天板と脚の切り離しを行いました。
左の写真が作業台です。右は,カットグラインダを使い,切断しているところです。続きは,次回。
建築物塗装実習の一環として,(株)日野塗装店様のアパートリニューアル工事の現場を見学しました。
現場内で日野社長様から,塗装工事の工程と仕様,その他塗装工事での注意点を説明していただきました。実際に職人さんが外壁塗装している姿も見学することができました。塗料で汚さないための養生一つにしても,入居者の方に不便な思いをさせない様に工夫することが大事であるとのことでした。
今回の見学で,学生も建築塗装について理解が深まったようです。社長様をはじめ職人の皆様ご対応いただきありがとうございました。
自動車整備科1年生の実習風景をご紹介します。
9月7日に行われたマイカー無料点検所にスタッフとして参加してきました。
このイベントは,宮城県自動車整備振興会が毎年開催しているもので,本校学生がスタッフとして参加するようになって4年目になりました。
本校学生が参加する会場はみやぎ生協新田東店です。来場されたお客様のお車を,無料で点検するのが作業内容です。
ディーラーの整備士の方々もスタッフとして参加しています。まずはお手本を見せてもらっています。
学生も点検を行っています。学校で十分練習してきたとはいえ,お客様の車はかなり緊張します。ボディに傷を付けないよう,汚さないよう,慎重に作業しています。
点検の結果は記録用紙に記入してお渡しします。お客様が読みやすいように記録するのも大事な作業の一つです。
最後は点検結果の説明を行います。分かりやすい言葉で,ハキハキと説明する必要があります。
皆緊張しながらも頑張って作業を行っていました。
普段は教材用の車を使って実習を行っていますが,やはりお客様の車は緊張します。また,作業だけではなく点検のお声がけや点検内容の説明など,クルマではなく人と向き合う能力が必要であることを改めて認識させられる内容でした。
参加を快諾していただいた自動車整備振興会さま,学生の指導もしていただいたディーラー各社の整備士の方々,点検のためお車をお預けいただいた皆様にこの場を借りて感謝申し上げます。ありがとうございました。
【電子制御システム科1年生】
オシロスコープを使って波形を測定する実習を行いました
泉区実沢にある(株)フコクは、建設足場の組立解体と資材のリース販売を主な事業としている会社で,当校からは建築製図科から2人、広告看板科から1人の計3人の卒業生が入社しています。
今回話を伺った入社1・2年目の2人の卒業生は、「仕事が楽しい。」「この仕事が自分に合っている。」と話していました。社会人としての自覚や自信が感じられ、なにより、終始笑顔でいる二人から毎日が充実している様子が伺え、こちらもうれしい気持ちになりました。
対応していただいた人事・購買グループ長様からは、2人の印象として、「学校で学んだことが活かされている。」「CADの操作が十分にできる。」「仕事に対する心構えができている。」等々のお褒めの言葉をいただきました。
2人には、会社や上司、先輩方に感謝しつつ、これからもしっかりとそして楽しく仕事に取り組んでもらいたいと思います。頑張ってください。
そして、最後に(株)フコク様、ありがとうございました。今後とも会えなかった1人を含め、卒業生をよろしくお願いします。
メタルケーブルの配線施工作業を行いました。
1.ツイストペアケーブルの外皮を剥いて,両端にコネクタを圧着します。
2.作成したケーブルの導通試験を行います。
3.ツイストペアケーブルの外皮を剥いて,両端にモジュラジャックを取り付けます。
4.作成したケーブルの導通試験を行います。
5.電話用ケーブルの外皮を剥いて,両端にモジュラジャックを取り付けます。
6.作成したケーブルの導通試験を行います。
機械検査は,機械加工や品質管理に必要不可欠な技能であり,基本が非常に重要です。
本科では,1年次の一学期に機械検査3級を取得できれば,三学期には機械検査2級の挑戦が可能です。
寸法測定作業の練習をしています。
時間内に3種類の測定機を使って正確に測定するのがなかなか難しいです。
オスのねじの有効径を三針法による測定作業の練習をしています。
有効径を正確に測ることで,ねじの精度や使用出来るか出来ないかを判断し,ねじの強度を確認します。
8月27日(月曜日)に宮城障害者職業能力開発校の敷地内剪定作業を実施しました。
初めて校外で実習しましたが、時間配分や段取りなど現場で多くのことを学ぶことができました。
作業の様子 | 作業後 |
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夏休みが終わり第二期の訓練が始まりました。実技では新しい工事方法,金属管工事の作業に入りました。金属管を真っ直ぐに切断し,管端をやすりとリーマを使用して滑らかに仕上げます。その後,パイプベンダを用いて,金属管を曲げていきます。S字や4分の1の円状で90度に曲げたりという作業を行い,配管の練習をしていきます。
金属管の曲げは,その人の力の強さや体重によって加減が大きく変わってきます。何度も練習を繰り返し,体の感覚で覚えるしかありません。
自動車整備科1年生の実習風景をご紹介します。
サスペンション脱着の実習を行っています。
主に乗用車に用いられている「ストラット型サスペンション」の脱着を行っています。
制限時間を決めて,1人で脱着作業が出来るよう,各自目標を持って反復練習をしています。
主にトラック等に用いられている「リーフ・スプリング型サスペンション」の脱着を行っています。
乗用車に比べると機構が簡単ではありますが,頑丈に出来ている分少しボルトがきつく締まっています。
構造を実物で確認する,標準時間内に作業が出来る,などの目標の他に,「サービスマニュアルを自力で解読できる」というオマケの目標があります。
図で指示されているボルトが実際はどこなのか,間違わずに特定できるように訓練しています。
8月23,24日に塗装施工科実習場で宮城県塗装業組合連合会主催の建築塗装技能向上訓練実技講習会が行われました。2日間で80人の塗装業従事者の方々が受講し,塗装施工科の学生も材料の準備や講師先生の補助作業を行いました。
複層塗材塗装作業では,作業時間計測や専用の吹付ガンを受講者に渡す役割など,学生9人は各々担当が有り、2日間集中して取り組むことができました。講習会には,昨年度の修了生も受講しており,現場で培った先輩の技術を目の前で見ることができました。この講習会を経て,建築塗装技能検定を受検する方もいることでしょう。ぜひ頑張ってほしいです。
【電子制御システム科1年生】
マイコン制御の基本となるC言語を習得するための訓練をしています。
【電子制御システム科2年生】
パソコン上で論理回路を作成し,FPGA(書き換え可能なLSI)に書き込んで,論理回路の設計方法を習得する訓練をしています。
「AndroidStudio」を使い、スマートフォン上で動作するAndroidアプリを開発することによって、Java言語の習得訓練をしています。
それぞれ違う速度で落ちてくるキャラクターをキャッチするゲームを作成しました。
キャッチするとポイントアップするキャラクターと,逆にポイントが減ってしまうキャラクターがあります。
前回の塩ビ管の接合で四角く組んだものに漏れがないかテストをしました。配管をするにあたって,水漏れがあっては,絶対にダメです。学生が作ったものを全てつなげて,手動のポンプで水圧を掛けていきます。今回,漏れた学生はいませんでした。
7月28日に2学期から始まる課題作成の参考とするために、2つの施設を見学しました。
「スモリの家ハウススタジアム」では、台風実験や地震体験、ガラスの種類による性能実験等を体験しました。騒音やガラスの種類による暑さ寒さの違いや結露の有無、構造の種類による強さの違い、等を体験することをとおして学ぶことができました。
「なとりりんくうタウン総合住宅展示場」では、平面計画や、材種や色彩構成により受ける印象が違う等を実際に見ることをとおして学ぶことが出来ました。
親切に対応していただいた関係者の皆様、誠にありがとうございました。
塩ビ管をつないでいきます。塩ビ管をつなぐのは,塩ビ管用の接着剤で,塗って30分もすると取れなくなります。写真は,四角形に組んだものと,管同士をつないでいく継ぎ手になります。
本校自動車整備科2年生の森智輝選手が,第13回若年者ものづくり競技大会へ参加しました。
(若年者ものづくり競技大会についてはこちらのページをご参照ください(外部サイトへリンク))
競技課題は6課題あり,そのうち4課題は競技内容が事前公開されています。
本校の森選手も,公表課題と同じエンジンで練習してきました。順調に作業を行っています!
トランスミッションの点検課題です。しっかり問題文を読み,異常の有無を調べているところです。
このほかにもブレーキやサスペンション装置などの競技課題や故障診断課題も出題されました。
大勢のギャラリーに囲まれる中,持ち前の集中力を活かし,ほぼ普段どおりに作業をすることが出来ました。
その結果,今大会において「敢闘賞」を受賞することが出来ました!
ご協力いただいた関係者の皆様,本当にありがとうございました!
午前は電気設備の配電盤や制御盤を製作している古川工業株式会社様で粉体塗装を見学しました。金属製品に静電気で粉を付着させ,高温で焼き付けることによって塗膜になる粉体塗装作業に学生も驚きの連続でした。
午後は,特注家具や商業施設のカウンターなどの什器を製作している株式会社佐藤内装様で木工塗装を見学しました。ポプラやウォルナットなど木材の種類によって塗料の吸い込みが違う事やクリア塗料のツヤによっても若干色彩が変わって見える事など,木工塗装の奥深さを知ることが出来ました。また,塗装施工科修了生の先輩が,実際に家具の吹き付け塗装を見せてくれました。
工場での塗装といっても企業によってさまざまな特色があることを実感した見学会でした。
古川工業株式会社見学の様子
株式会社佐藤内装見学の様子
普通旋盤は,工作物をチャックに固定し,回転させてバイトと言う刃物をハンドルで送り,加工物に近づけて削っていきます。
主に,円筒状の工作物を加工して小さい円筒に加工することです。ネジやテーパ加工なども出来る汎用工作機械です。
写真は,ハンドル操作を練習する道具を使ってハンドルを思い通りに操作する練習をしています。
書いてある絵の上にボールペンをセットして,絵をなぞるようにハンドル操作をして微妙な感覚を身につけます。
写真は,加工物を固定するチャックに加工物を固定し,【芯出し】を行っているところです。
旋盤の場合,加工物を固定しただけでは加工できず,加工物の中心を軸に回るように【芯出し】が必要で,精度良く加工するには重要な作業になります。
電子制御システム科
「AndroidStudio」を使い、スマートフォン上で動作するAndroidアプリを開発することによって、Java言語の習得訓練をしています。
クイズゲームを作成しました。
ピンポンゲームを作成しました。
期末試験が終わり一段落したところで,エアコンの取り付け実習を行いました。電源の配線からガス管の接続,真空引き,試運転,取り外しと一通り行い,ガス漏れもなく上手くいきました。
また,ケーブル工事の最終課題として,電力量計,分電盤を用いて回路別の配線を行いました。建物の配線のイメージがかなりできたと思います。
前回の作業で,鋼管のネジ切りができるようになったので,組み立てを行いました。管と管をつなぐモノを継手(つぎて)といい,この継手を使って,写真のような形に組み立てました。
ある程度成長したクロマツを移植するために,その周辺を重機で掘る実習を行いました。
その後,手堀り作業と土を落としながら、緑化樹用テープを巻き、樽巻き実習を行いました。
埋戻しは、修了庭園に移植する予定です。
重機による掘削作業 | 手掘り作業 |
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樽巻き作業 | 作業後の保存 |
自動車整備科1年生の実習風景をご紹介します。
先日,マツダ株式会社さま,東北マツダさまのご協力のもと,1年生向けのセミナーが開催されました。
当日は,車両3台を持ち込んでいただき,業務内容の紹介などをしていただきました。
身近でプロの作業を見ることができるので,皆真剣に観察していました。
現在東北マツダに勤務している,本校修了生の渡邊さんにも来ていただき,先輩目線での生の声を届けていただきました。
修了生というだけでものすごく親近感がわくようです!
1年生にとっては初めてのセミナーです。
整備士として社会で働くことのイメージをつかむことができました。
マツダ株式会社さま,東北マツダさま,ありがとうございました。
電子制御システム科
7月7日に実施される平成30年度技能検定3級電子機器組立て実技試験に向けて、最後の模擬試験を実施しました。
本校に入学して初めてはんだこてを握り、僅か2ヶ月半の訓練で、しっかりと技能を身につけることができました。
チップ部品の表面実装作業をしています。
各部品のはんだ付け作業をしています。
ビニル電線の予備はんだ作業をしています。
ビニル電線の配線作業をしています。
シャーシ組立て作業をしています。
シャーシにプリント板を取り付けています。
ビニル電線の配線作業をしています。
完成
前回,薄鋼板の切断作業ができるようになったので,次はトレイの製作をしました。要らない部分を切り取って,折り曲げて,四隅をリベットで留めると出来上がり。
真栄工芸株式会社は利府町しらかし台にあって,昭和42年設立の伝統ある会社です。事業は主に住宅の設計施工,家具・建具・看板製作と,幅広くものづくりに取り組んでおられます。
今回は生徒の就職活動の一環として,会社を訪問させていただきました。まずは熊谷部長様から会社の概要や経営理念等の説明がありました。今年の会社のスローガンは「for the team 心ひとつに」だそうです。若い社長のもと,心をひとつにし,みんなで力を合わせて頑張っておられます。部長様から「ものづくりが好きな人,建築が好きな人はぜひ応募してください。」とのお言葉をいただきました。
次に工場と各部署を見学させていただきました。各部署の職員の方々から,また当校卒業の先輩方から,いろいろとためになるお話しを聞かせていただきました。「いろいろなことに取り組めますよ。」との話しがありました。今後の就職活動のヒントになったのではないかと思います。
今回の見学は大変有意義なものとなりました。部長様をはじめ,みなさんお忙しい中,ご対応いただき誠にありがとうございました。
機械エンジニア科2年生は,前期技能検定試験の2級を取得に向けて各職種に分かれて練習しています。
技能検定とは,労働者の有する技能の程度を検定し,これを公証する日本の国家検定制度で労働者の技能と地位の
向上を図る事を目的に実施されています。
今年は,出来るだけ学生に自ら加工方法や加工手順を考えさせることをテーマに取り組みました。
写真は,普通旋盤2級の練習中に外部講師の先生にアドバイスを受けているところです。
普通旋盤は,作業者が直接ハンドルや目盛を送って工作物を加工するため,技能の習得には時間がかかります。
本校の機械エンジニア科では,外部講師の先生による熟練した技能の伝承も行われています。
写真は,数値制御旋盤2級の練習風景です。
普通旋盤の技能を活かして,コンピューター制御による自動加工が出来るのが数値制御旋盤【NC旋盤】です。製造現場では,多くのコンピューター制御された工作機械が使われているため,近年受検する学生が増えてます。
数値制御旋盤2級の取得が出来るのも本校の特徴の一つです。
写真は,フライス盤2級の加工工程や加工方法を外部講師の先生に指導を受けている写真です。基本となる加工工程や加工方法は指導し,そこから各学生が展開して,自ら加工工程や加工方法を構築していきます。
自ら考えることが機械加工技術者としての重要なポイントです。フライス盤も普通旋盤同様に技能の習得には,時間が掛かります。
今月初めから,直立の作業板を使用してのケーブル配線作業を行ってきました。3週間が経過し,かなり作業にも慣れ,課題の出来映えも良くなってきました。7月には第一期の期末試験が行われます。制限時間内に完成させ合格できるよう更なる練習が必要です。
ベビーリードという工具を使って,鋼管の端をネジにしていきます。これをネジ切り作業と言います。これにより管同士をつなぐことができるようになります。
鋼板を切るハサミ,金切りハサミを使って,薄い鋼板を切る練習をしています。厚さ1ミリ程度まで切ることができます。
温めた空気や冷やした空気が通るダクトの製作につながる作業になります。
自動車整備科2年生の実習風景をご紹介します。
現在カーエアコンの実習を行っています。
カーエアコンに関係する部品は全て取り外します。
中でも大変なのが,この室内ユニットと呼ばれるものです。これを外すのがどれだけ大変かというと…
車内のパネル全てを取り外さないと,このユニットが外れないんです…。
メーター,ナビ,ヒータースイッチ,エアバッグなど,ほとんど全部外します。
作業が完了したら部品を元通りに組み立て,冷媒ガスを充填します。
ガスは多くても少なくてもダメで,適切な量を充填するための機器の使い方も覚えていきます。
高圧洗浄機とは高圧で水を噴射する機械で,電気式とガソリンエンジン式があります。家庭用では電気式が多いのですが,塗装工事ではより圧力が高いエンジン式が一般的です。
塗装工事において塗り替え作業をする前に行う高圧洗浄は,外壁や屋根に付いたカビ,コケ,チョーキングを落とす重要な作業です。ちなみに,チョーキングとは外壁の塗装面に起こる劣化現象の1つで,手で触ると白い粉が付く現象をいいます。
学生は準備,始動までを繰り返し練習した後,コンクリートのコケを除去する作業を行いましたが,100キロ以上の圧力が出る洗浄機を安全に扱えるよう真剣に取り組んでいました。
今後の応用実習では,実際の建物を洗浄し,塗装作業していきます。
造園科の教室前にあるワイヤープランツとサツキを移植しました。
大掛かりな作業の上,垣根の修復作業など全員で協力しながら、一日掛りの作業になりました。
塩ビ管をガスバーナーであぶり柔らかくして,曲げる作業です。最初に図を描いて,それに合せて,曲げます。
電子制御システム科
技能検定電子機器組立ての訓練をしています。
来月実施予定の技能検定3級電子機器組立て合格に向けて,第1回模擬実技試験を実施しました。
本校に入学して初めてはんだこてを握り,僅か1ヶ月半の訓練で,時間内に製作することができました。
初心者とは思えない,良い出来栄えです。
機械エンジニア科1,2年生で初めて企業訪問に行きました。
1年生は,就職意識の高揚及び今後の訓練目標の明確化を図っていくために,ものづくりの現場を肌で感じるための見学です。
2年生は,就職活動の一環として就職先の絞込みの参考に,且つ今後の学校生活で何を重点的に取り組めば良いのかを見つけ
出すための見学です。
それぞれの目的を持って見学されていただき,沢山の収穫のあった企業訪問になりました。
行く前と行った後では,学生の授業に取り組む姿勢が変わったようにも伺えます。
写真は,キョーユー株式会社様の企業概要を説明して頂いている所です。
電子デバイスを中核に幅広い分野で多品種少量生産を自己完結型体制おこなっているそうです。
経営理念の冒頭の「私たちは,働く仲間の豊かな生活向上に貢献します。」と書かれていたのが印象的で社員の幸福があっての企業という考え方に感銘を受けました。
工場の中を見学させて頂きました。工場の撮影は,NGのところが多い中許可を頂いて写真の撮影をさせてもらいました。
女性社員が約3割を占めているそうで,ものづくり現場の女性進出の象徴的な企業モデルだと感じました。
写真は,CADを使って設計をしている現場で,沢山の女性社員が活躍していました。工作機械のすぐ隣のあり,効率を考えて今の配置になったそうです。
多様のサイズや多品種に対応するため工場には,大きい物から小さい物まで多くの工作機械と測定機がありました。
本校の実習場にも同じような工作機械や測定機がありますが,何倍もの大きさに学生も驚いていました。
写真は,約1億円する複合加工機(縦型旋盤機能付きターニングセンタ)で,複雑な加工を工程短縮しながら高精度に加工できる機械に学生は興味津々でした。
卓上で基本的な回路の製作を行っています。回路を製作したあと,導通試験を行い間違いがないかをチェックします。次に,実際に電源を接続して点灯試験を行います。基本的な回路になるので,ここでしっかりと理解しておかなければなりません。自分で作った回路が上手く動作した時は感動ものです!
線の練習からはじめ、窓、ドアや木の書き方を練習し、今週は基本的な木造住宅の平面図の書き方を練習しました。3種類の線の太さと線の種類を使い分けながら、メリハリのある見やすい図面を書くことは、難しい技能を要しますが、徐々に上手になってきました。
電子制御システム科
電子制御システム科1年生の実習風景をご紹介します。
マイコン制御の基本となるC言語を習得するための訓練をしています。
自動車整備科1年生の実習風景をご紹介します。
先日,ガス溶接講習を受講しました。
学科講習後,実際に溶接機を持って実技を行います。ボンベや圧力調整器などの取扱に慣れたら,実際に火を付けてみます。
標準炎という正しい炎を出せるようになったら,鉄板の上に炎を置いていき,鉄をほどよく溶かしながらゆっくり移動させていきます。
鉄が溶けると炎の先で池のようなものができます。これが上手にできるようになったらいよいよ溶接棒を渡して2枚の鉄板を溶接していきます。みんな上手にできるようになりました!
下地処理のパテ付け作業を行いました。
被塗物の凹凸部を平滑にするための作業で均一の厚さにヘラで塗りつけます。ヘラも金ベラやプラスチックベラなど様々なヘラがありますが,今回は金ベラを使用しての作業です。
金ベラの角度や材料の粘度で厚さや仕上がり表面が変わります。難しい作業に始めは苦労していましたが,スムーズに扱える様になってきました。様々な素材に対応してパテ付けができるよう,これからも練習していきます。
本日、造園科に9名が入学しました。
庭園の施工管理作業を習得するための半年間の訓練が始まります。
安全管理には気をつけながら、頑張りましょう。
入学して1ヶ月、あれほど苦労していた壁塗りも様になってきました。
今では各人が課題を持って壁に向かっています。塗りの精度を上げようと何枚もこなす学生や、
上塗りすることを意識して塗る学生もいます。上塗りの訓練開始も間近です。
壁塗りの様子
看板の製作と看板施工には、電動工具(インパクト)が欠かせません。
ビットやキリの交換方法や種類の講義を受けた後、実際にビスやくぎを打っています。はじめての使用だと
工具とビスの向きをあわせたり、トリガーをひくタイミングを調節することが難しいため、練習が必要です
カッターの使い方は、看板業に就くためにマスターしなければなりません。カッターの持ち方、切る姿勢、
刃の角度などを徹底的に訓練します。真っすぐかつ同じ圧力で切れるようになるために、繰り返し練習をします。
看板のレイアウトはillustratorを使用して行います。まず、それぞれのツール名と、選択範囲の作り方、
着色の方法を学びます。基本操作を覚えてから看板デザインをしていきます。
自動車整備科1年生の実習風景をご紹介します。
エンジン分解が一通り終わり,測定機器を使った実習を行っています。
エンジン内部の部品について,ひずみや摩耗を測定しています。目標は「誰が,何度測っても同じ値になること!」です。
主な測定機器は0.01mm単位での測定になります。測定前にゼロ点が合っているか,測定箇所は清掃したかなど,一つ一つ確認しながら測定しています。
髪の毛が1本付着しただけで,測定結果は7~9目盛りもずれてしまいます。1学期の実技試験に出題されやすい課題でもあるため,皆真剣に作業しています。
3科(建築製図科、塗装施工科、広告看板科)合同で体育をしました。4月10日の入学式から3週間がたち新しい環境と仲間に慣れてきた頃と思います。サッカーでは激しいボールの取り合い、ソフトボールではヒットとファインプレーの連続で見ている側も楽しくなる時間となりました。
自動車整備科1年生の実習風景をご紹介します。
工具の使い方の訓練も兼ねて,エンジン分解の実習に入りました。
まずは指導員が分解する箇所と注意点を説明します。工具や部品の名前,外す順番など,覚えることがたくさん出てきました!
その後,各班ごとに作業に移ります。外した部品やネジの管理,作業中の工具の置き方など,一つ一つ丁寧に指導していきます。
部品によっては,正しい手順で外さないと破損してしまうものもあります。
この後,外した部品の「測定作業」に移っていく予定です。
機械エンジニア科1年生は,機械加工に必要な測定から手仕上げ,機械の操作をしっかり基礎から学んでいきます。
一年次は,学科授業で知識を学び,実技授業で技能・技術を平行して学びます。
ほとんどの学生が初めての体験ですが,すぐにコツを掴んで上手に作業を行えてます。
機械加工や機械検査に必要不可欠な「測定」を加工品を使って正確に測定(寸法を測る)する練習しています。スケールやノギス,マイクロメータ,シリンダーゲージなどの測定器を使いそれぞれの測定範囲の測定値を求めます。座って正確に測ることができると次は,機上(工作機械に固定した状態)で測る練習に移っていきます。
工作機械のボール盤を操作して金属(鉄)に穴を開けています。金属に穴を開けるにために必要な知識と技能を教わりながら実習は進めていきます。穴開けが終わると,その開けた穴にネジを立てる作業を行います。
工作機械のフライス盤の段取り作業(加工をする前の準備)をしているところです。バイスと言う加工物を固定する治具を使って加工の練習をします。正確に加工するためには,加工する前の段取り作業が非常に重要になるため,写真では,バイスを平行に取り付けるために測定器(てこ式ダイヤルゲージ)を使って平行を出しているところです。
電気科に入学してからペンチの使い方,ナイフの使い方の実習を行い,色々な種類,太さの電線の被覆や外装を剥ぎ取ることができるようになりました。
今日から電線の接続実習が始まりました。電線の接続は,電気工事の中でも重要な作業の一つです。最初は,電線の心線どうしを直線的に手で巻き付けていく,ツイストジョイントと呼ばれる方法です。ひねり回数,巻き付け回数,心線の密着度がポイントになってきます。現在の電気工事においては,あまり用いられなくなってきている方法ですが,電気工事士として必要な知識ですので,しっかりと身に付けておく必要があります。
電子制御システム科
電子制御システム科2年生の実習風景をご紹介します。
2年生は、1年生で学んだ基礎を元に応用実習を行っています。
アンドロイド系アプリ(ゲーム等)を作るために,Java言語の実習を行っています。
本校自動車整備科では,現在在職中の方々を対象とした訓練も行っています。
去る4月16日から20日までの5日間,自動車整備士新入社員向け技術セミナーを実施しました。
当たり前のように使っている自動車にも,陰ながら機能している部品が多々あり,万が一不具合が起きると重大な事故につながることもあるため,点検作業は非常に大切な作業の一つです。ハンドルやブレーキに不具合が起きるとどうなるかを,受講生の方々に体験してもらっています。
整備工場には乗用車だけでなく貨物車も入庫します。貨物車の車軸周りやブレーキ装置は,乗用車とは構造が異なり,脱着作業だけでなく調整作業が必要となります。こうした技能も習得すべく,本校の教材用貨物車を使って実技を行っています。
構造が分からなくてもある程度整備作業はできますが,構造が分かると自ら考えて作業ができるようになります。エンジン本体から始まり,ブレーキやトランスミッション,電気装置に至るまで,基本的な学科の授業もおこなわれました。
機械エンジニア科2年生の実習風景をご紹介します。
2年生は,1年生で学んだ基礎を元に応用課程に入っていきます。
ものづくりを一貫して体験させる課題で一つの製品を設計から加工,組立まで一人で作業してもらう授業です。
写真は,最初の工程でもある設計をCAD(コンピューター支援の設計)を使って作業している風景です。
技能検定フライス盤作業2級の取得に向けて練習しているところです。
合格に向けて,限られた練習時間の中一生懸命,難しい課題に挑戦しています。
技能検定普通旋盤作業2級の取得に向けて練習しているところです。
1年次に普通旋盤3級は,習得してるものの,2級課題の難しさに苦労しています。
平成30年度の左官科の訓練が始まりました。
まずは、これから使う小手板を作ります。...
初めて使う墨壺やへら、指矩(さしがね)などの道具類に戸惑いながらも、製作しました。
翌日、早速、砂とプラスターを混合したものを、小手板の上に取り、鏝(こて)に乗せる練習です。
慣れてきたところで壁に塗ってみますが、思うように壁面に乗らず、下に落ちてしまいます。
しばらくは、基本の繰り返しです。
塗装施工科で足場実習が始まりました。脚立足場の組立の前に,脚立を床に設置する訓練を行いました。脚立の足には伸縮するものがあり,水平器を使って床に水平に設置しなければいけません。はじめて使う道具ばかりで緊張しますが,安全に作業ができました。訓練の後半には脚立の昇降も行いました。7月には足場に関する法令等の講習を行い,「足場の組立等特別教育」の資格を取得します。
入学して5日がたちました。今日からドラフター(製図機械)を使用して線を引く練習をしています。はじめは1センチ間隔から描き始め、5ミリ間隔、1ミリ間隔と書き進めます。はじめは腕や肩が痛くなったりもしますが、慣れれば大丈夫です。みんな上達が早いですよ。
自動車整備科1年生の実習風景をご紹介します。
入学式,オリエンテーションも終わり,早速教材車を使った実習を行っています。
この日は自動車の取扱について学んでいます。
これから整備士を目指すにあたり,車を「お客様の財産」として大切に扱う習慣を身につけてもらっています。
ドアの開け方,閉め方,手をかける位置など,細部まで気を遣います!
お客様の車(という設定の教材車)を汚さないよう,シートカバーや紙マットなどを使います。
乗り降りの際に,内装部品を蹴らないことも注意点の一つです。
次は車両移動と誘導の実習です。
工場内に入庫する際の注意点や誘導の仕方など,一つ一つ学んでいきます。安全に作業するための大事な実習です。
平成30年4月10日,本校において入学式が行われました。
今年度は109名の新入生が入学し,所定の期間の訓練を受けることになります。
入学式では新入生を代表して,自動車整備科1年・小野 岬さんが宣誓を行い,「産業界の要請する技能者となるため,技能習得と人格の向上に努めます」と誓いました。
また、在校生を代表し,機械エンジニア科2年の榎 三太さんが,「同じ志を持つ仲間として支え合いながら,目標に向かって共に頑張りましょう。」と歓迎のことばを述べました。
ご臨席を賜りましたご来賓の皆さま,祝辞・祝電を賜りました皆さま,ありがとうございました。
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