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仙台高等技術専門校電気科からお知らせしたい出来事,最新のニュース,授業の様子などをお届けします。
合成樹脂管の一種である硬質ビニル管を用いて実習を行いました。硬質ビニル管は,塩化ビニル製のパイプであり,曲げ加工を行う際はガストーチランプなどを用いて温める必要があります。焦がさないように温めていきますが,柔らかくし過ぎても上手く加工できません。適度な柔らかさで均一に温めることが,上手く曲げるためのコツになります。何度も練習を重ね感覚を掴んでください。
2級技能検定電気機器組立て(配電盤・制御盤組立て作業)の実技課題を製作しました。この課題は,モータ(電動機)を手動もしくは自動で運転・停止させる回路です。各制御機器の動作を理解しながら,配線図に従い配線していきます。見た目も美しく仕上げるため,機器や配線は水平・垂直になるよう心掛けなければなりません。学生は,専門の講師先生に教えを受けながら,黙々と作業に集中していました。完成後は実際に通電し,動作の確認を行いました。
応用実習として,電気科実習場,設備工事科実習場,サインデザイン科実習場,職員室の蛍光灯LED化工事及び,危険物倉庫の防爆型照明器具の電球交換を行いました。LED化工事は,既存の照明器具内の配線替えを行い,直管LEDランプを使用できるようにしました。防爆型照明器具は,可燃性のガスが発生する場所や,粉塵などが発生して爆発の危険性がある場所に用いられるもので,普段はあまり見かけることはありません。そのため,今回の作業は貴重な経験となります。
金属管と金属製可とう電線管を用いて工事を行いました。金属管は,金属でできたパイプであり,曲げ加工にはパイプベンダという工具を使用します。それに対し,金属製可とう電線管は手で力を加えるだけで曲げ加工ができるため工具は必要ありません。金属管での曲げ配管が難しい場所などに使用されます。
今回の実習では,金属製可とう電線管を一部分に用い,異なる管同士の接続や使用する材料について学びました。
JW-CADを使用して,配線図面を作成する実習です。建築平面図に電気配線用図記号を用いて配線図を描いていきます。CADの基本操作をしっかりと学んでください。
アーク溶接機の設置(仮設電源配線工事や溶接機本体及び母材側の接地工事)を行った後,実際に溶接機の取り扱い方法や溶接の基本作業について学びました。
第一種電気工事士筆記試験も終わり,リフレッシュと体力の維持・強化を兼ねて体育を行いました。全員の合格を期待してます!!
接地極を金属管で自作し,接地抵抗計を用いて接地抵抗の測定を行いました。
接地(アース)とは,電気設備機器や電路と大地を電気的に接続することです。接地により感電防止,電気設備や建造物などの工作物に対する障害・災害防止,電気設備回路の機能保持が図られます。このとき,接地抵抗の値が高いと本来の目的が果たせなくなります。
学生は,自作した接地極を打ち込み,どの程度の抵抗があるのかを測定しました。打ち込む場所や深さにより,抵抗値が大きく変わることを実際に確認しました。
金属管工事は,金属製の管(パイプ)に電線を通して配線をしていく方法です。金属管を真っ直ぐに切断し,管端をやすりとリーマを使用して滑らかに仕上げます。その後,パイプベンダを用いて金属管を曲げていきます。S字や4分の1の円状で90度に曲げるという作業を行い,配管をしていきます。
金属管の曲げは,個人の力の強さや体重によって加減が大きく変わってきます。まさに勘やコツの作業になります。何度も練習を繰り返し,体の感覚で覚えるしかありません。
配線図面を見ながら,指定された位置に機器類を配置しなければなりません。まずは,スケールやチョークラインを使用して墨出しをしていきます。次に,ケーブルの張り付け,器具類の取り付け,電線の接続と進んでいきます。最後に点灯試験を行い課題は完成となります。速く,綺麗に,配線できるよう繰り返し練習が必要です。
玉掛け作業は,工事現場や運搬などでクレーンを使う際に,フックに荷を掛けたり外したりする作業のことを指します。誤った玉掛け作業をすると重い荷が落下して作業員がケガをする危険がありますので,クレーンを使う現場において,とても重要な作業となります。吊り上げ荷重が1トン以上の場合は,玉掛け技能講習修了者でなければ従事することができません。しっかりと身に付けてください。
高所での作業を行う場合に用いられる,ローリングタワーの組み立て実習を行いました。3人1組となり2段のタワーを組み立てました。組み立てる順番や各部材の使用方法に注意しながら組み立てていきます。組み立て後は,ローリングタワーを使用し照明器具の清掃を行いました。
県南の木造住宅建設現場の見学に行ってきました。
VVFケーブル工事の配線を中心に見学しました。電気科の先輩が現場を丁寧に説明して下さいました。
図面と実際の配線を見比べながら,分電盤に集合するVVFケーブルに書き込まれている各回路を,具体的に理解することができました。
リビングダイニングの照明器具の位置を確認 分電盤の取り付け位置に集合するVVFケーブル
ナイスハットよりも大容量のジョイントボール お手本を素早く示す修了生
引き込み線取り付け位置の説明
外線工事実習で電柱への昇柱訓練を行いました。
地上で胴綱の伸縮練習とフルハーネスランヤードフックの脱着練習を繰り返した後,徐々に昇降する高さを上げていきます。高さに慣れる訓練であり,墜落制止用器具やワークポジショニング用器具の取り扱いができるようになります。ちなみに,架線への通電は行っておりません。
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