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建築製図科の授業内容を紹介しています。下記の一覧から項目をクリックしてください。
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今回は木工作業を行う前に線を引くための工具、差し金についての説明を行い、木材への線の引き方を学びました。同じ方向から差し金を当てて線を引いた学生は回した線が合わず苦戦していました。その後、鋸の引き方の手本を見せ、自分の引いた線に沿って木材を切る鋸挽きを行いました。鋸を使うのが初めてという学生もいて、安全に注意し楽しみながら実習に取り組んでいました。
製図機械を使用した手書きによる線の練習を行いました。国家試験である建築士受験の際の試験問題である「設計製図の課題」では、手書きで図面を仕上げなければならないということもあり、当科では手書きの製図から始めております。縦・横・斜めの線の引き方を練習した後、指定された間隔で線を引く課題に取り組みました。
製図科の実習では、机上に向かっての作業が多い為、学生から体を動かしたいとの要望があったので、科内でのコミュニケーションを図り、打ち解けてもらう為に体育を行いました。高校時運動部だった学生が中心となり準備体操をし、バトミントン、バスケットボール、キックベースボールを行い、楽しく汗を流していました。
建築製図科の学生の多くは建築関係へ就職をする為、建築工事中の現場などに関わることが多い。その為、足場に関する知識を身に付けてもらう為に、当科では、全員が当特別教育を受講しております。
建築する敷地には植栽があり、また建物を利用する人がいます。建築図面はそれらを表現することにより、より具体に完成後のイメージができるため、その技法について学びました。
平たん地における距離測量は、巻尺とポールなどを用いて簡単に測定することができます。今回は100m以上ある距離を設定し、スタート地点とゴール地点を決め、長さ30mの巻き尺とポール3本で距離を測る方法を学びました。スタートとゴールにポールを立てて、もう一本をその間に一直線上になるように立て、巻尺で測定していくことに苦戦していたようです。往復測量し、往復の差を往復の平均で除し、その結果が1/3000であればOKという課題でした。
校内の環境を美しくきれいにするということで、環境美化活動を行いました。学生は草取り鎌などを使い慣れない手つきながらも、一生懸命草むしりをしていました。
ケント紙のような厚紙に切り線・折り線を入れて任意の角度に折り曲げ、建築物や記念碑を立体的に再現する切り紙の一種である、折り紙建築を行いました。1枚の紙から作成します。切り方、折り方が複雑なため指先の器用さが求められます。
令和3年に建築製図科で作製した駐輪場ですが、校舎の建替え工事に伴って解体することになったため、実習作業で解体を行いました。安全作業に注意し、建てる作業と逆の順序で屋根材の取り外しから行いました。
建築図面は誰が描いてもわかりやすいように、表現上の一定のルールが定められています。それが日本工業規格(JIS)の製図通則です。今回は製図を学ぶ際に理解しておくべき建築製図通則(表示記号)のトレースを行い、表記の仕方について学びました。
前回、屋根部分の解体作業を行いましたので、今回は骨組である単管パイプの撤去作業を行いました。単管を取り外していくと徐々に建物は弱くなるので、倒れないように周囲に声を掛け合いながら作業を行いました。皆で協力し、作業を行ったので予定より早く作業を終えることができました。
パソコンを使用して、建築図面を作成するCAD操作実習が始まりました。始めに設定の仕方、基本操作方法を学び、7月受験の3級CAD検定試験に向けて勉強していきます。
本格的にCAD検定試験に向けての実習が始まりました。現在建築業界の図面は、パソコンソフトで描くCAD図面が主流です。このことから建築製図科では、CAD操作についても習得します。CADの特徴は、線の太さはモニター上の線色で区別し、また、モニター上で図面の拡大・縮小が自在にできることから、作図した大きさ(縮尺)の把握が難しいところです。学生はコマンド操作に苦戦しながらも真剣に取り組んでいました。
本格的な建築図面の課題に入りました。最初の課題は木造住宅建築のトレースです。トレースとは写図のことですが、単に写すのではなく、一本の線が何を意味するものかを理解し、それによって線の太さと線の種類を見極めて描いていきます。学生はこれまで学んだことが、この課題で生きてきたことで、基本を習得する重要性を認識したようです。
伏図(ふせず)とは、建物の構造部分を上から見下ろした状態を図面に表したものです。地面に接する部分(基礎伏図)、床を構成する部分(床伏図)、屋根を構成する部分(小屋伏図)、屋根仕上げ(屋根伏図)、4面を描きました。各伏図は、部材の名称と各部材の取り合いを、立体的にイメージしながら描いていきます。
令和6年度、第1回目のオープンキャンパスが開催されました。建築製図科の体験実習に参加された方は、第三角法による立体図の描き方を体験されました。頭の中で立体的に考えるのに苦労していた参加者もいましたが、在校生が補助にまわり描き方の説明などアドバイスを行い、皆上手に立体図を完成させていました。
『断面詳細図』は建物や構造物の断面の詳細な情報を示す図面であり、建築施工などで使用されます。これまで描いた平面図・伏図は、X方向・Y方向の平面上の図面ですが、断面詳細図は、建物が地面から上下方向の構成を表す、Z方向の図面になります。この図面では、建物内部・外部の仕上げや構造部材を表し、建築空間の立体構成を理解します。
建築製図科ではCAD検定試験の受験を必須としています。建築図面は主にCADで描くことが多いので操作技術の習得、または実力を確認するために、当検定を受検しております。3級は4つの図面を2時間で作図するという課題で、繰り返し練習をすることで皆上達しています。全員合格を目指します。
第2回目のオープンキャンパスが開催されました。第1回に続き、今回もたくさんの方々に参加して頂きました。建築製図科の体験実習に参加された方の中には在校生の後輩もおり、和気あいあいと第三角法の体験に参加していました。
立面図は、これまで描いてきた図面を基に、建物の外観を表す図面で、断面図は、建物を縦にカットした場合の断面を表す図面です。暑い中ですが集中して取り組んでいます。この課題で木造建築トレース課題は終了です。次の課題は、学生が間取りから外観、骨組みまで自分で考える設計課題に入ります。
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