原木しいたけ(施設)の出荷自粛について
- 平成25年12月12日に厚生労働省から,買い上げ検査による結果の連絡があり,県内で販売されていた宮城県産生しいたけ(原木)から国の基準値を超過する放射性物質がkgあたり110ベクレル検出されたとのことでした。
- 県で詳しく調査した結果,当該きのこは,黒川郡大衡村内の施設栽培による「原木しいたけ」であり,生産に使用された原木は,生産者が自らが近隣の森林を伐採したものでありました。
- この生産者のしいたけととほだ木を採取し,放射性物質検査を実施した結果,きのこは国の基準値であるkgあたり100ベクレル以下でありましたが,ほだ木は国の指標値であるkgあたり50ベクレルを超過したことが確認されました。
- 国の指標値を超過したほだ木により栽培した場合,発生するきのこが食品の基準値を超える恐れがあることから,12月18日に生産者,大衡村及び流通関係者等に対し出荷自粛を要請しました。
- 県としては,今後も基準値を超える生産物が流通しないよう,引き続き出荷前の検査を徹底します。
記者発表資料(林産物の放射性物質検査結果について)(PDF:88KB)