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少子化の進行を食い止め,子どもを生み育てやすい社会環境づくりを進めていくためには,仕事と子育ての両立がしやすい職場環境づくりなど企業の果たす役割は大きく,柔軟な働き方の実現に向けた具体的な取組が必要です。
また,育児や介護など時間的な制約のある従業員が増えていることに加え,今年は新型コロナウイルス感染症の影響により,長時間労働の是正やテレワークなど多様な働き方の推進がこれまで以上に求められています。
誰もが自分らしく,いきいきと生活できる社会の実現に向け,企業や県民の皆様に,男女の働き方に関する現状と課題について理解を深めていただくとともに,男女ともに子育てしやすい環境づくりに関する実践例を紹介する,シンポジウムを開催しました。
なお,本シンポジウムは,例年当課で実施している「イクボスシンポジウム」,子育て社会推進室で実施する「子育てシンポジウム」,ファザーリングジャパン東北で実施する「ファザーリングジャパン東北フォーラムinみやぎ」の同時開催といたしました。
宮城県,ファザーリングジャパン東北
みやぎの女性活躍推進連携会議,みやぎイクボス同盟
令和2年11月28日土曜日 午後1時30分から午後5時まで (オンラインによる配信)
企業関係者,関係団体,行政関係者等
各講演80人
本シンポジウムは,新型コロナウイルス感染症拡大防止のため,オンライン開催としましたが,最大52名の方にご参加いただきました。
基調講演では,男女共同参画やワーク・ライフ・バランス,性別役割意識,夫婦関係、子育て、教育と幅広いテーマについて対談が行われました。参加者からは「自分が住んでいるまちをより良い場所にしたいと思った。」「男性の育児参加を促すためには,長時間労働を前提とした働き方を見直し,仕事の効率化より家庭の時間を増やす努力が社会全体で必要とされていると感じた。」といったご意見をいただきました。
第一部では,自治体,民間企業,PTAの各分野でご活躍されている各登壇者の方から,特色ある取組やボスとしての心構えなどについてお話をいただきました。参加者からは,「イクボス宣言は経営戦略上必要で,宣言しないことの方がマイナスになると感じた」「行政トップ,企業トップ,PTAトップという他ではあり得ない人選‼︎ すべての視点がイクボスを広めるために必要。」といったご意見をいただきました。
第2部では,県内に住む子育て世代のパパママに登壇いただき,出産時や育児を行う中での苦労したことや,嬉しかったことなどについて本音でお話いただきました。参加者からは「子育て世代の生の声を聞くことができ,コロナ禍で表面化した問題や出産後にトラブルになりやすい事例をとおして,夫婦で協力することの重要性を知ることができた。」「共感できることばかりで,懐かしさを感じつつ,励みになった」といったご意見をいただきました。
オンライン開催ということから,県外の方にも多数ご参加いただきました。
ご参加いただきありがとうございました。
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