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東京2020大会をきっかけに、参加国・地域とさまざまな面での交流を行う「ホストタウン」の取り組みが国内各地で進められています。宮城県内には13の市町がホストタウンに登録されており、その交流の一部を紹介します。世界のみんなと交流して、オリンピック・パラリンピックを一緒に楽しみましょう!
「ホストタウン」は国が推進する事業です。
ホストタウン
復興ありがとうホストタウン
慶長遣欧使節のローマ訪問や、2002年サッカーW杯イタリア代表の合宿受け入れなどの縁を生かし、交流推進や事前合宿誘致に取り組んでいます。
ユース世代のスポーツ交流による多文化理解やパラリンピアンの学校訪問による障害理解など、多様性理解の促進につながる取り組みを行っているほか、選手団などの震災遺構見学を通して復興支援への感謝を伝えています。
共生社会ホストタウン※にも登録
※パラリンピック競技選手との交流などを通じて、ユニバーサルデザインのまちづくりなど共生社会の実現に取り組むもの。
復興ありがとうホストタウン
1992年にチュニジアから来た東北大学の留学生が石巻市にホームステイしたことが交流のきっかけとなりました。震災後は、チュニジアの大使館による炊き出しや物資配布の支援を受けたほか、チャリティコンサートの収益金などが寄付され、災害復旧費や被災者への支援に活用しました。
チュニジアオリンピック委員会などと市民との交流や市内小学校でチュニジアに関する特別授業の実施などを通じ、友好関係をさらに深めています。
出場が有力な競技/ハンドボールなど
復興ありがとうホストタウン
震災以前からインドネシアからの技能実習生を多く受け入れてきました。震災後は、インドネシアのユドヨノ前大統領が市を訪問し、被災者を激励したほか、寄付金が贈呈され、図書館の建設費の一部として活用されました。
駐日インドネシア特命全権大使を招待し、震災遺構の見学をしていただいたり、気仙沼みなとまつりへの参加で交流を行ったりしています。
出場が有力な競技/バドミントンなど
復興ありがとうホストタウン
震災直後に、メルビン駐日デンマーク大使が訪れ、寄付金(後に「子ども基金」創設)やおもちゃを寄贈したほか、フレデリック皇太子が避難所を慰問し、被災者を激励しました。また、デンマーク・ロラン市と震災復興に向けた連携および協力に関する協定の締結や学生交流事業など、継続的な交流を行ってきました。
昨年8月に東松島市の海苔漁師によるデンマークでの講義などの産業文化交流を行い、今年2月にはデンマークの学生が東松島市を訪れ、ホームステイなどを通して交流を深めています。
出場が有力な競技/ハンドボールなど
ホストタウン
事前合宿決定/新体操
白石市、柴田町、仙台大学の3者で、上位入賞を狙うベラルーシ(2016年リオデジャネイロオリンピックで団体5位)の新体操の事前合宿を誘致しました。
白石市や柴田町には桜の名所があり、ベラルーシ共和国の首都ミンスク市にも日本から桜が寄贈されていることから、ベラルーシ新体操ナショナルチームの事前合宿は「SAKURA CAMP」(サクラ・キャンプ)と名付けられました。
2017年から毎年公開演技会を開催しているほか(写真右上は7月開催時)、日本文化の体験、子どもたちとの触れ合いなど市民との交流を行っています。
ホストタウン
事前合宿決定/柔道、アーチェリー、水泳
第2次世界大戦後、パラオからの多くの引き揚げ者が蔵王町に入植したことから、交流が始まりました。北のパラオを意味する「北原尾(きたはらお)(現在の遠刈田地区)」という地名が存在します。
パラオ強化選手の事前合宿で3種目を蔵王町で行い、滞在期間中、日本文化の体験や町民との交流を楽しみました。また、蔵王の中学生とパラオの子どもたちが交互に交流するプログラムも行いました。今後もスポーツや文化を通じて交流を深めていきます。
お問い合わせ
オリンピック・パラリンピック大会推進課
TEL 022(706)7115
お問い合わせ先
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