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金華山は、古く天平年間に、金を司る金山毘古金毘売神を祀った黄金山神社が建立されており、以来、幾度か火災に見舞われたものの1,200年間以上にわたり、商売繁盛などの開運の神として人々の信仰を集めている。
大正14年、旧陸軍の大演習が宮城県で実施されるにあたり、総監として来県された摂政官の金華山行啓を仰ぐために昼夜兼行の工事が行われ、防波堤や桟橋が完成した。
その後、昭和になり県単事業での港湾整備が進み、観光・参拝者のための連絡船が石巻、女川に就航し、戦中戦後を経て現在の定期航路の開設にいたっている。
その間、金華山を訪れる観光客と参拝者は増加し、港が狭隘化したため、昭和34年度から諸整備が始められ、昭和55年度に現在の金華山港が概成した。
現在、金華山を含む周辺地域は「南三陸金華山国定公園」に指定されており、観光拠点として当港の果たす役割はますます重要となっていることから、平成19年度に防波堤を整備し泊地の拡大を図った。
東日本大震災の大地震及び大津波により港湾施設が甚大な被害を受けたが、災害復旧工事は令和3年度末までにすべて完了した。
物揚場 | 延長 | 水深 |
---|---|---|
金華山(-2.5m)物揚場 | 77m | 2.5m |
金華山(-2.0m)物揚場 | 39m | 2.0m |
金華山(-1.5m)物揚場 | 36m | 1.5m |
金華山2号物揚場 | 70m | 2.5m |
金華山3号物揚場 | 66m | 3.0m |
金華山船物揚場 | 5m |
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