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壇の越遺跡は賀美郡(かみぐん)の役所跡(東山官衙遺跡)の南西に広がる遺跡です。今まで築地塀跡が長さ450m以上にわたって見つかっていましたが、今回その出入り口となる門跡を発見しました。門跡は「八脚門(やつあしもん)」と言われる格式の高いもので、多賀城跡などにみられる門と同じものです。これらの施設が東山官衙遺跡の外側で見つかったことは、賀美郡の役所の周りを考える上で重要な発見といえます。
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