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玉虫塗は,1932年(昭和7年)に国立工芸指導所において創意工夫し,特許を得たのが始まりで,その後,東北工芸製作所が実施権を得て製作しています。
その製法の特徴は,漆器本来の本堅地下地をほどこした後に,全面銀粉を蒔き,最後に特殊な玉虫漆で仕上げるところにあります。
木製素地や木乾漆素地に塗装を重ねて仕上げることで,玉虫の羽根に似た豊麗な色調と光沢を有することから「玉虫塗」の名前が生まれました。
宮城県知事指定伝統的工芸品
昭和60年5月22日
木地,金胎,漆
木固め→下地塗り→中塗り→銀粉蒔き→上塗り
花瓶、文箱、菓子器、菓子鉢類 他
仙台市
(有)東北工芸製作所
〒980-0011 仙台市青葉区上杉3丁目3-20ユナイト上杉ビル1F
Tel:022-222-5401 Fax:022-222-5462
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