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東北における紙は,平安朝中期に陸奥守(むつのかみ)が朝廷に持参したことが知られています。また,清少納言や紫式部は,枕草子,源氏物語の中で,みちのくの紙は「ふくよかに,清く,うるわしく」と記しているなど,格調高い紙であったことが伺えます。
白石和紙の生産は,伊達政宗の殖産奨励によって拡大され,奉書から厚紙,ちり紙など約60種の和紙が漉かれ,藩内の需要を満たしていたと言われています。
白石和紙は,丈夫でふくよかなため,染色し,ハンドバッグや札入れなどに加工されています。
宮城県知事指定伝統的工芸品
昭和57年12月1日
コウソ(カジノキ)など
楮(こうぞ)蒸し→皮はぎ→紙料叩き→紙漉き→紙干し
奉書,名刺入れ,札入れ,葉書,ハンドバッグ 他
白石市
白石市市民経済部商工観光課
〒989-0292 白石市大手町1-1
TEL:0224-22-1321
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