ここから本文です。
1-MCP処理をしたリンゴ「サワールージュ」の加工適性評価(PDF:167KB)
リンゴ「サワールージュ」は,平成23年に品種登録された宮城県育成品種で酸味が強く加工に適しています。本品種に高い鮮度保持効果を発揮する薬剤「1-MCP」を処理し冷蔵貯蔵することにより,3か月以上果実品質を維持することができますが,貯蔵した果実の加工適性が明らかになっていなかったため,加工用途としても活用が可能か調査しました。
1-MCP処理をした貯蔵果実品質は,貯蔵3か月後(12月下旬)まで「硬度」,「酸度」の変化が少ないため,加工用途として使用でき(図),製作した加工品(「コンポート」,「ジャム」,「ジェラート」,「アップルパイ」)の品質は,収穫直後と大きく変わらない評価となりました。
図 1-MCP処理をした長期貯蔵果実の加工適性評価
より詳しい内容は「普及に移す技術」第95号(令和2年発行)「リンゴ「サワールージュ」における1-MCP処理後の貯蔵果実に対する加工適正評価」をご覧ください。
普及に移す技術
お問い合わせ先
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください
重要なお知らせ
こちらのページも読まれています