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水田経営体が加工用ばれいしょ導入を検討するための試算シート(PDF:316KB)
露地野菜栽培を拡大して生産額を向上させて行くためには水田の活用が不可欠となっており,近年は特に加工用ばれいしょの導入に向けた検討が県内各地で行われるようになっています。そこで,規模拡大や多角化を目指す経営者が,加工用ばれいしょの機械化一貫体系導入について収益性を検討できる試算シートを作成しました。
本試算シートは,水稲,小麦,大豆,加工用ばれいしょについて,各品目の面積,収量,単価等を入力すれば,農業所得,時期別労働時間の試算値が表示されます。試算のもととなる経費や固定資産等のバックデータは修正可能で,導入検討の際は入力済みデータを活用して収支の概算値を把握し,経営計画策定の際は経営体の実際の数値を用いて詳細な経営シミュレーションを行うことも可能です。
図1 試算シートのメイン画面
図2 時期別労働時間試算値グラフ
図3 部門シート(収支バックデータ)
本シートは表計算ソフトMicrosoft Excelで作成しており,ファイル容量は約400KBで,宮城県農業・園芸総合研究所情報経営部にて入手可能です。水稲,小麦,大豆のデータは,「低コスト大規模水田営農の手引き」(平成29年5月,宮城県農業・園芸総合研究所,古川農業試験場)を参考にしています。
より詳しい内容は「普及に移す技術」第95号(令和2年発行)指導活用技術20「水田経営体が加工用ばれいしょ導入を検討するための試算シート」をご覧ください。
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