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草勢の異なるパプリカにおける最適な栽植密度(PDF:187KB)
パプリカは品種ごとに草勢や収量性が異なります。また,栽植密度は作業性に大きく影響を及ぼします。そこで,草勢の違いを基に,収量と作業性が最も高い栽植密度を明らかにしました。
1.草勢の異なるパプリカの最適な栽植密度は以下のとおりです。
草勢 | 特に強い | 強い | 弱い |
---|---|---|---|
最適な栽植密度 | 6.3~7.5本/平方メートル | 7.5~8.5本/平方メートル | |
品種例 | サッポロ | ナガノ | スペシャル |
2.受光量に対する着果数の違いを調査したところ,草勢が「特に強い」サッポロは,草勢が「弱い」スペシャルに比べ,同じ受光量でも着果数が多いことが解りました(図)。
図 サッポロとスペシャルの受光量当たりの着果数
研究成果の背景となる試験概要は以下のとおりです。
1 栽培施設:農業園芸研究所内パイプハウス(間口6.3m,奥行12m,軒高3.3m)
2 栽培様式:やし殻を培地に用いた養液栽培(EC1.2~1.8dS/m)
主枝7.5本/平方メートル区は主枝3本仕立て,6.4本/平方メートル区は2本仕立て
より詳しい内容は「普及に移す技術」第95号(令和2年4月発行)「草勢の異なるパプリカにおける最適な栽植密度」をご覧ください。
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