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近年,地球温暖化によると考えられる気温上昇が確認され,高温多湿条件を好むイネ紋枯病の発生増加が生産現場で懸念されています。一方,本県のイネ紋枯病がどの時期のどのような温度に影響を受けるかについてはこれまで明確な知見が少ないことから,気温上昇下における発病状況を確認しました。
図1 6月の日平均気温と発病株率の関係
今回の成果は平成28年から令和元年にかけて古川農業試験場内で「ひとめぼれ」を用いて行いました。箱処理剤はクロラントラニリプロール・チフルザミド・プロベナゾール粒剤(Dr.オリゼフェルテラグレータム粒剤)を使用し,移植当日に規定量(50g/箱)散布しました。栽植密度は73株/坪として移植しました。紋枯病は自然発生条件下の試験になります。
より詳しい内容は「普及に移す技術」第95号(令和2年発行)「気温の上昇がイネ紋枯病へ及ぼす影響」をご覧ください。
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