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干し柿の歴史は古く、平安初期の「延喜式」にも祭礼用の菓子として記載されています。また、貯蔵が可能だったので、飢饉時などには非常食として用いられました。
昔の中国では、干し柿表面の白い粉(柿霜)が砂糖代わりにかきあつめられ、貴重品だったといわれています。日本でも千利休の茶菓子に用いられました。
仙南地域でも古くから柿が栽培され、干し柿づくりが行われてきました。
特に白石市・丸森町は、干し柿産地の拡大をテーマに掲げ、白石市では、「柿の里白石」構想による柿の栽培面積の拡大、生産性の向上、加工・販売対策を展開しています。また、丸森町では、遊休未利用地を活用した柿栽培面積の拡大や柿ワイン等の加工品の開発に取り組んでいます。
平成11年度の当地域の柿の出荷数量(ころ柿、樽柿を含む)は約200t、販売金額は約2億円に達しています。
宮城県大河原地方振興事務所
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