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丸森町は、竹林が多い。八巻矢城線沿いにも見事な竹林が広がっています。これは、ほとんど孟宗竹なので自然に生えていたものではなく、地元の人が植えてできた林です。
孟宗竹の起源は、中国江南地方で日本への伝来は1736年琉球から島津藩に導入されたという説と1661年隠元禅師(インゲン豆の隠元です。)によって京都宇治のお寺に伝来したという説があります。その名前の由来は真冬にたけのこを食べたいという母親のために息子「孟宗」が山に入って筍を採ったという逸話から名付けられています。
孟宗竹の北限は宮城県から岩手県南部あたりでそれより北では成長があまり良くありません。宮城県への伝来は1760年頃滋賀県から仙台に導入されたという説があり、耕野地区にはその後となりますが、伊達藩の直轄地であったことから比較的早い時期に導入されていたと考えられます。
いずれにしろ、竹は、食用、建築資材、生活用具の材料の他、急斜面の崩壊防止植物として古くから利用されてきたものです。最近では、竹の炭「竹炭」もいろいろな方面で利用されています。
この耕野地区では、春のたけのこ狩りが有名です。詳しくは下記のところまでご連絡下さい。
農道から見える水田と竹林
竹林近景
たけのこ狩り
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