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かきばせは、干し柿を作るため、むいた柿を簾(すだれ)のようにして干す場所のことをいいます。「柿」用の「はせ」(稲や麦・大豆などのたばを干すために竹や木を利用してつくる乾燥場)なので、こう呼ばれるのでしょう。この農道沿いでもそちこちに見ることができます。
丸森町ではこれが晩秋の風物詩になっています。特に皮むきが最盛期である11月にはすっきりとした秋空をバックに映えるオレンジ色のすだれは、ほっとするような懐かしい風景として、訪れるものをなごませてくれます。
しかし、農家の人たちはのんびりもしていられない程忙しいはずです。作業工程は
柿収穫→へた取り→皮むき→連づくり→硫黄薫蒸→乾燥(かきばせ)→包装・箱詰め
となります。この行程が11月から3月までおよそ5ヶ月続きます。けっこう大変な作業です。丸森町では、この干し柿をつくるツアーも企画しています。作り方やツアーについて詳しく知りたい方は下記まで。
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