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県営一般農道八巻矢城【やまきやじろ】線は、丸森町耕野地区芦沢集落を通る農道です。道の途中にガッタリ(水唐臼【みずからうす】)があることから、ガッタリ街道と命名できそうな道です。ガッタリは水の落差を利用してシーソーのような動きで穀物の粉砕、精製等を行う施設で戦後まもなくの頃は町内いたる所にあったそうです。芦沢集落の人たちが集落のシンボルとして平成14年に復元し、今ではギーッ、バタンとのどかな音を響かせています。
耕野地区は竹林が多く、タケノコの生産は県内一を誇ります。春にはタケノコ狩りツアーが企画されます。また、干し柿「あんぽ柿(ころ柿ともいう)」の生産が盛んな地区で、秋には干し柿に使用される蜂谷柿がいたるところで赤く熟すとともに、柿の干し場「かきばせ」に簾のごとくつるされた柿の実は、秋の風物詩となっています。
急峻な地形が多く、水田のほとんどが棚田であり、田植え、秋の稲刈りとその風景は見る者を和ませます。すぐ近くの沢に日本の棚田百選に選ばれた「沢尻棚田」があります。
集落の国道側の入り口には、地元の農作物や加工品を販売する直売所が2カ所とタケノコ狩りツアーの拠点となる交流施設「耕野ふるさと交流センター」があります。
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