ここから本文です。
平成16年春に「女ガッタリ」が建設されました。これも、前の年の夏頃から集落でいろいろと論議しながら計画してきたそうです。特に「交互に張り付いた箱に水がたまり「つき棒」を跳ね上げて回転する構造は、なかなか若い人に理解されず、動かしてみてやっと理解してもらった。」と芦沢区長の谷津秀夫さんは笑って話してくれました。確かに女ガッタリは、男ガッタリより複雑な動きをします。言葉ではなかなか表現しにくいかもしれません。
また、男ガッタリを作った経験が生かされており、「男ガッタリは覆いの軒が短く石臼に雨が吹き込む。」との反省から、小屋の形にし、戸をつけて雨が入らないようにしました。この小屋や戸の材料も集落のあちこちから集めたものだそうです。戸には簡便な鍵がついており、子供などがいたずらできないようになっています。でも、「今まで石臼の中にあったものがひどくいたずらされたなんて話は聞かないなぁ。」と谷津秀夫さんは話していました。
今後は、より細工の高度な水車の建設も考えているそうです。
女ガッタリと谷津秀夫区長さん
女ガッタリと動力源の水路
お問い合わせ先
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください
重要なお知らせ
こちらのページも読まれています
同じカテゴリから探す