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体は卵形で側扁する。眼が大きいこと。下あごに鱗があること、眼の前方下に2本の強い棘があることなどが特徴。エゾメバルのように尾びれの後縁は白く縁どられない。体色はかなり変異がり、黒色から赤褐色のものまであるが、一般には灰褐色もしくは黒褐色で、体側に不明瞭な暗色横帯が数条ある。岸近くの藻場から水深70~80mの岩礁域や魚礁まで生息する。冬に交尾し、その後、約1カ月で全長4mmほどの仔魚を産む。全長30cmくらいになる。北海道南部から九州までの日本各地、朝鮮に分布する。煮付け、空揚げ、汁物などで美味。
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