掲載日:2012年10月12日

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南三陸のさかな図鑑-クロソイ

クロソイ
Sebastes schlegeli Hilgendolrf
地方名:すい、すえ、くろすい
英名:Jacopever
クロソイ

頭部背面の棘は鋭いが低い。体色は暗灰色で背側に不規則な黒色小班が密布し、眼から斜後方へ走る2本の黒色帯がある。キツネメバルとよく似るが、眼の前方下に強い3棘があるので区別できる。幼期は主に内湾の藻場に生息し、成長にともない外海へ移動する。産仔期は5~6月で、浅海域に来遊する。全長50cm以上になる。北海道以南の日本各地、朝鮮、中国などに分布する。近年、宮城県志津川湾・松島湾をはじめ、東北地方各地で種苗放流が実施されるようになり、また養殖の対象魚としても注目されるようになった。肉は白身で刺身、塩焼き、椀種などにして美味。

お問い合わせ先

水産技術総合センター企画・普及指導チーム(普及指導関係)

石巻市渡波字袖ノ浜97-6

電話番号:0225-24-0130

ファックス番号:0225-97-3444

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