南三陸のさかな図鑑-マダラ

マダラ
Gadus macrocephalus Tilesius
地方名：たら、みずたら（幼魚）
英名：Pacific cod

体の前方は太く、後方に向かって細くなる。体色は淡褐色で、背部から体側にかけて、不定形の暗色班紋がある。下あごの先端にひげがある。水深45～450mに生息するが、稚魚期は沿岸の浅場に棲む。全長1mに達する。日本海および北日本の太平洋岸からオホーツク海、ベーリング海、カリフォルニア州まで分布する。肉は淡泊で、鍋物、ホイル焼き、粕漬けなどにするほか、棒タラ（乾物）や塩ダラもつくられる。卵巣、精巣（白子）も美味。