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掲載日:2012年9月10日

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平成20年度第2回宮城県建築審査会議事録

日時

平成20年11月18日火曜日 午後4時30分

場所

宮城県行政庁舎9階 第1会議室

出席者

  1. 審査会委員
    • 近江 隆(会長)
    • 高澤 雅之(議事録署名委員)
    • 中村 健
    • 間庭 洋(欠席)
    • 柳澤 陽子
    • 山本 蒔子(欠席)
    • 多田 佳子(議事録署名委員)
  2. 事務局
    宮城県土木部建築宅地課
    • 建築宅地課長 小野 明
    • 技術補佐(班長) 佐々木 浩二
    • 技術主幹 小出 昇
    • 技術主幹 佐藤 正好
    • 技師 佐々木 克博
  3. 傍聴者
    • 1名

議事

議案

  • 第1号議案 建築物の敷地の接道許可に対する同意について(泉清掃協業組合)
  • 第2号議案 建築物の用途制限の特例許可に対する同意について(有限会社 森自動車工業)

報告事項

  • 建築基準法第43条第1項ただし書許可に係る報告

その他

  • (1)全国建築審査会長会議の報告について
  • (2)次回以降の建築審査会の開催日程について

審議内容

事務局・・・それでは、定刻となりましたので会議を始めさせていただきます。なお、本日は間庭委員と山本委員が欠席との連絡をいただいており、中村委員が少し遅れるとのことです。ただ今の出席委員の人数は4名で、会議開催に係る定足数に達しております。それでは議長、開会をお願いいたします。

<開会>

議長・・・ただいまから平成20年度第2回宮城県建築審査会を開催いたします。今回の審査会の傍聴者はいらっしゃいますか。

事務局・・・1名いらっしゃいます。(傍聴者を傍聴席に案内)

議長・・・傍聴の方は、お手元の傍聴要領に従って傍聴してください。なお、審議中の撮影はご遠慮くださいますよう御協力をお願いします。

<議事録署名委員の氏名>

議長・・・議事に入る前に、本日の議事録署名人の指名をさせていただきます。本日の議事録の署名を、高澤委員と多田委員にお願いします。

<審議>

議長・・・それでは、宮城県知事から諮問されております案件について審議を行います。はじめに、本日の案件の概要について、事務局から説明願います。

事務局・・・それでは、本日のご審議いただきます案件は2件、これと報告事項1件でございます。第1号議案は、利府町に建築を予定しております事務所にかかる、建築基準法第43条第1項ただし書きの規定に基づきます、建築物の敷地の接道許可に対する同意についてでございます。第2号議案は、岩沼市に建築を予定しております自動車修理工場にかかる、建築基準法第48条第5項ただし書きの規定に基づきます、建築物の用途の制限の例外許可に対する同意についてでございます。報告事項につきましては、事前同意基準に基づき許可しました、その状況について報告するものでございます。以上、よろしくご審議賜りますようお願いいたします。

<議案の審議>

議長・・・では、個別の案件について審議いたします。

【第1号議案】

議長・・・第1号議案について、事務局から説明願います。

事務局・・・(議案について説明)

議長・・・ただ今の説明について、委員の先生方、御質問、御意見等ございませんか。

多田委員・・・現況図で、今回いずれ町道になるであろう道路から、接道している約3mの通路をまたいで、道路状のものがありますが、これは何か個人の用途に供しているものなのでしょうか。

事務局・・・こちらは、今現況図の中でU字溝の跡などは残っていますが、この先にあります建物へのかつての進入路として整備されたもので、現在ではその建物へは、別な場所から進入して乗り入れできることになっておりますので、現在は使われていないものです。

議長・・・他にございますか。

柳澤委員・・・地番42番のみがまだ未買収ということでしょうか。見込的にはどうでしょうか。

事務局・・・町としては事業を進めておりまして、先ほど多田委員から御質問ありました、昔の建物の進入路として、地番42の地権者と借地の契約をしておりましたが、借地契約は今年の春頃に切れたようなので、まもなく用地買収にかかり、全域買収が終わったあかつきには、町道認定する予定と町から聞いております。

議長・・・直接関係ないが、地番42と当該敷地の間に細長く狭い敷地がありますが、これは何ですか。

事務局・・・これは、将来買収が行われますと、地番42の一部が少し減ってしまうことになりますので、その減ってしまうのに相当する部分をこちら側にあてがえば、買収が早く進むだろうということで、本当にそうなるかどうかは、わからないところがありますけれども、それを見越して今回申請する方が設定したようでございます。

議長・・・この建物の用途からすると、清掃運搬車は直接この申請敷地に入ってくるのですか。

事務局・・・建築物の敷地設定としては、配置図と資料5の現況図等に示す敷地の設定となっていますが、この地番41や40-1となっているところが、実は駐車場となっており、ここに清掃運搬車両が駐車します。建物敷地としてはそんなに大きく要らないので、今回設定した区画であるということです。

柳澤委員・・・地番41,40-1のところには建物は建たないと。

事務局・・・そうです。

議長・・・地番41の駐車場にはどこから入ってくるのですか。

事務局・・・具体的には、40-2を経由して入ってきます。

議長・・・要するに敷地割りはされているけれども、何も境界を遮るものは無く、一体的な訳ですね。

事務局・・・そうです。地番40-2の辺りが市街化調整区域との境であり、市街化区域内で敷地を設定しております。

議長・・・だから、取付道路のような2m接道に至ったのですね。旗竿のようになっている部分が、もし独立して通行の為の通路のような役割を果たすというのであれば狭いなと。特に、清掃車が出入りするのであれば狭いなというイメージを持ったものですから。

事務局・・・実際に、全体としての利用というのは、地番41、40-1、40-2も含めた土地が、いわゆる駐車場の用地とした使われ方をするものです。

議長・・・それでは、この件につきましては、特に問題はないと考えられますが、同意することに御異議ありませんか。

委員一同・・・(異議ありません。)

議長・・・御異議が無いようですので、同意することとします。

【第2号議案】

議長・・・では、次に第2号議案について事務局から説明願います。

事務局・・・(議案について説明)

議長・・・ただ今の説明について、委員の先生方、御質問、御意見等ございませんか。

議長・・・今回、区画整理の中で新しい敷地を取得しますよね。その分がなければ、もし自前の敷地の中で建て替えをすれば、これは例外といったことに関係なく許可されるものなのですか。

事務局・・・用途地域の変更や設定などにより、既存で適合しない建物が中には発生することがある訳です。それについては、元々建築基準法本体の中で従前から20%以内の増で、床面積や原動機の出力などが同程度の建て替えであれば許されております。

議長・・・今回の問題の焦点は、水色で着色した部分の、新しく取得した部分に事務所を建てられるということが今回の内容ですね。

事務局・・・ということなので、今回の申請は敷地形状が多少変化するものですから、今の特例的に許容される内容からは、逸脱したものとなります。

議長・・・しかし、土地区画整理事業ですから、減歩がある訳ですね。道路用地に取られてしまっているから、結局自分の土地で足りなくなって、これを取得したということですか。

事務局・・・そうです。

中村委員・・・水色で着色された部分に、事務所と倉庫を建てること自体は許可は必要なのでしょうか。

事務局・・・この事務所は、自動車修理工場と密接な関係を持つので、敷地は別にはなりませんが、仮に事務所単独であれば、第一種住居地域ですので問題ないものです。

中村委員・・・事務所とかそういうものは大丈夫であると。

事務局・・・はい。

議長・・・ご理解いただけましたでしょうか。区画整理の換地処分など、色々入ってきて複雑になっている訳ですけれども、道路に取られなければ何も問題は無い土地なのですが、この道路を拡幅するための事業ですから、こういう玉突き現象みたいな形で新しい土地が入ってきて、全体でいうと今までの既存不適格をそのまま継続して認めているということからすると、手続き上駄目になっちゃうので、例外規定の審査会同意が必要ということなのです。

事務局・・・繰り返しになりますけれども、従前の敷地の範囲内であれば、先程からいわれているとおり許可は必要ないのですが、敷地の変更があり、かつ、その部分に建物が建つという状況になったものですから、48条のただし書きの許可が必要になるという訳でございます。

柳澤委員・・・自動車修理工場と関係する事務所だから、別扱いで第一種住居地域内に建てようとしても、一緒に許可申請しなければならないのでしょうか。この中に収まるように、増加する土地と既存のところの水色と赤色のところとまたがって、事務所と倉庫になっているからではなくて、水色の枠内に事務所を収めたとしても、今回は許可が必要なのですか。

事務局・・・この事務所は、工場にいらしたお客さんに対応したり、自分たちが事務を執ったりする為のもので、建築敷地としては建築基準法では、工場と一体の敷地ですといわなければならない。

議長・・・ご理解いただけましたでしょうか。特に御異議ありますか。

委員一同・・・(異議ありません)

議長・・・御異議が無いようですので、この件に関しては同意することとします。

<報告事項>

議長・・・次に、事前同意基準に基づく許可状況について、事務局から報告願います。

事務局・・・(事前同意基準に基づく許可状況について報告)

議長・・・ただ今の報告について、委員の先生方、御質問等はありませんか。

委員一同・・・(なし。の声)

<傍聴者の退席>

議長・・・御質問がなければ、以上で本日の議事は終了といたします。傍聴の方は、退席をお願いいたします。

議長・・・続いてその他に移ります。

<全国建築審査会長会議の報告>

議長・・・(1)の全国建築審査会長会議の報告について、事務局お願いします。

事務局・・・(全国建築審査会長会議の概要について報告)

<建築審査会開催日程の確認>

議長・・・次に、(2)の次回以降の審査会の日程についてお願いします。

事務局・・・原則として、奇数月の第3火曜日に開催するということになっておりますので、それに従いまして、平成21年1月20日火曜日午後4時30分からの開催ということになりますがよろしいでしょうか。

議長・・・日程の変更が生じた場合は、その都度連絡調整を事務局が行うようにしてください。

事務局・・・なお、次々回につきましては、平成21年3月17日火曜日午後4時30分からの開催を予定しておりますのでよろしくお願いします。

議長・・・それでは,本日の審査会はこれで終了いたします。御苦労様でした。

以上

<終了時刻 午後5時30分>

お問い合わせ先

建築宅地課建築指導班

宮城県仙台市青葉区本町三丁目8番1号
(宮城県行政庁舎9階 南側)

電話番号:022-211-3243

ファックス番号:022-211-3191

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