平成17年度第2回宮城県建築審査会議議事録

開催日時

平成17年9月16日金曜日 午後3時30分

開催場所

宮城県行政庁舎9階 第1会議室

出席者等

宮城県建築審査会委員

• （欠席）会長 近江 隆
• 委員 高澤 雅之
• 委員 中村 健（議事録署名委員）
• 委員 津嶋 秋夫
• （欠席）委員 岩井 紘子
• 委員 山本 蒔子
• 委員 多田 佳子（議事録署名委員）

事務局

• 建築宅地課長 津田 徳郎
• 課長補佐（総括担当）佐々木眞弥
• 技術補佐（総括担当）佐伯 正博
• 技術補佐（班長）二階堂 裕
• 技術主幹 佐藤 文彦
• 技師 山際 太亮

傍聴者

• 0名

会議次第

1.開会

2.議事

• 第1号議案
  建築基準法第48条による建築物の用途制限の例外許可について
  （大河原町長　齋　清志）
• 第2号議案
  建築基準法第44条による建築物の道路内建築制限の例外許可について
  （東北地方整備局仙台河川工事事務所　事務所長　足立　徹）
• 報告事項
  建築基準法第43条第1項ただし書の建築物の敷地の接道許可について

3.その他

平成17年11月及び平成18年1月の審査会開催日について

• 予定：11月18日金曜日午後3時30分から
• 1月13日金曜日午後3時30分から

4.閉会

会議の概要

事務局・・・それでは、会議をはじめさせていただきたいと思います。それでは議長、開会をお願いいたします。

＜開会＞

議長・・・ただいまから平成17年度第2回宮城県建築審査会を開催いたします。今回の審査会の傍聴者はいらっしゃいますか。

事務局・・・本日の傍聴希望者はおりません。

＜議事録署名委員の氏名＞

議長・・・議事に入る前に、本日の議事録署名人の指名をさせていただきます。本日の議事録の署名を、中村委員と多田委員にお願いします。

＜審議＞

議長・・・それでは、宮城県知事から諮問されております同意案件について審議を行います。はじめに、本日の同意案件の概要について、提出者から説明願います。

事務局・・・本日の同意案件は、建築基準法第48条第1項による建築物の用途制限の例外許可で、大河原町の防災資機材備蓄施設の新築に係る議案及び同法第44条第1項の道路内建築制限の例外許可で,国土交通省が栗原市に計画している道路維持管理業務に使用する資材倉庫の新築に係る議案の,2件でございます。御審議のほど、よろしくお願いします。

＜第1号議案についての審議＞

議長・・・それでは、個別の案件について審議していくこととします。議事の第1号議案について、提出者から説明願います。

事務局・・・（議案について説明）

議長・・・ただ今の説明について委員の先生方、御質問・御意見等ございませんか。

山本委員・・・今回の申請地の周囲には建築物は建っていないのですか。

事務局・・・はい,今回の申請地は広い町有地の一部分であり,申請地以外の町有地の部分に建築物は建っておりません。

議長・・・他にございませんか。なければこの件につきましては、特に問題はないと考えられますが、同意することに御意義ありませんか。

委員一同・・・意義ありません。

議長・・・御意義がないようですので、同意することとします。

＜第2号議案についての審議＞

議長・・・続いて,第2号議案について,提出者から説明願います。

事務局・・・（議案について説明）

議長・・・ただ今の説明について,委員の先生方,御質問,御意見等ございませんか。

中村委員・・・今回の申請地が道路区域に指定されている理由は何でしょうか。

事務局・・・まず,本申請地が含まれる国道部分は,山を開削して整備され,元々,車道の外側に位置する本申請地は法面でした。本申請地裏手のホームセンターが建築された際に水平に切土されたため,このような形状の土地となりましたが,道路区域線はそのまま存続されているという経緯によるものです。

中村委員・・・道路維持作業を行う車輌は国道から本申請地内に直接出入りするのですか。

事務局・・・いいえ,車輌は,国道からいったん申請地南側の通路を通り,申請地内に出入りします。

中村委員・・・その通路は以前から使用されていたものですか。

事務局・・・はい,通路は本件の計画以前からホームセンター等の出入りのために使用されております。出入りする通路はもう1か所あるため,本申請建築物が建っても周辺の店舗に支障のない計画となっております。

中村委員・・・道路区域内の他の部分に建築物は建っているのですか。

事務局・・・いいえ,他の部分には建っておりません。

中村委員・・・今回の議案については利害関係者による意見の聴取会を行う必要はないのですね。

事務局・・・はい,ございません。

津嶋委員・・・本申請地と車道を挟んだ向側の道路区域はどのような状況なのですか。

事務局・・・反対側は法面のままです。

多田委員・・・道路内の区域のなかで本申請地に敷地を選定した理由は何でしょうか。

事務局・・・周辺店舗の営業の妨害にならない点及び敷地面積が適当であった点です。

山本委員・・・従来からこうした施設はあったのですか。

事務局・・・以前は古川の出張所で対応しておりましたが非効率的であったために,本件が計画されたという経緯です。

高澤委員・・・本申請地の所有者はどなたですか。

事務局・・・国です。

高澤委員・・・今回の法第44条第1項第2号の例外許可において予定建築物の面積の制限はないのですか。

事務局・・・はい,具体的に面積を制限するものはありません。

高澤委員・・・本件は事務所を兼用するような除雪基地ではありませんね。

事務局・・・はい,本件は融雪剤等の保管場所であり,除雪基地ではありません。

議長・・・他になにかございませんか。

（なしとの声あり）

議長・・・それでは,この件に関しては同意することに御異議ありませんか。

委員一同・・・異議ありません。

議長・・・御異議がないようなので,同意することといたします。

＜報告事項＞

議長・・・次に、事前同意基準に基づく許可状況の報告を、宮城県から報告願います。

事務局・・・（事前同意基準に基づく許可状況について報告）

議長・・・ただ今の報告の説明について、委員の先生方御質問等はありませんか。御質問がなければ、以上で本日の議事は終了といたします。以上をもちまして、公開による審議は終了いたします。その他で事務局から何かございますか。

事務局・・・次回の審査会の日程については,11月18日金曜日及び1月13日金曜日午後3時30分の開催予定としてよろしいですか。

委員一同・・・よろしいです。

議長・・・なお,日程の変更が生じた場合は,その都度連絡調整を事務局が行うようにしてください。それでは,本日の審査会はこれで終了いたします。御苦労様でした。

以上

＜終了時刻　午後4時30分＞