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10億人以上(世界保健機関(WHO)喫煙による健康被害に関する報告書より)
現在は,世界で年間540万人が,喫煙のため死亡。規制強化などの措置が取られない限り,2030年には,年間800万人が死亡と推計。
推計 2,600万人
喫煙率 1966年(ピーク時) 2008年
男性 84% ⇒ 約37%
女性 18% ⇒ 約9%
出典:平成14年度までは国民栄養調査。平成15年以降は国民健康・栄養調査。
※平成14年度までと平成15年度からは調査方法等が異なるため単純比較は困難。
出典:平成18~20年度国民健康・栄養調査
国名 | 男性 | 女性 |
---|---|---|
日本 | (39.4)36.8 | (11.0)9.1 |
ドイツ | (39.0)37.3 | (31.0)28.0 |
フランス | (38.6)30.0 | (30.3)21.2 |
オランダ | (37.0)35.8 | (29.0)28.4 |
イタリア | (32.4)31.3 | (17.3)17.2 |
イギリス | (27.0)27.0 | (26.0)25.0 |
カナダ | (27.0)22.0 | (23.0)17.0 |
米国 | (25.7)24.1 | (21.5)19.2 |
オーストラリア | (21.1)18.6 | (18.0)16.3 |
スウェーデン | (19.0)16.7 |
(19.0)18.3 |
出典:Tobacco ATLAS(2006)
日本の数値は,平成20年国民健康・栄養調査
※( )書きはATLAS(2002)及び平成19年国民健康・栄養調査
出典:
喫煙者は,男性は減少傾向で50.0%,女性は,増加傾向で13.5%であった。
男女とも20~30歳代が最も喫煙者が多い。
喫煙者(「現在も吸っている」と回答した人)の割合は,男性50.0%で,女性で13.5%であった。平成12年と比較すると,男性は「吸っていたがやめた」が7.6%増加し,「現在も吸っている」が6.5%減少した。女性は「現在も吸っている」が,3.7%増加した。(図10)
年代別にみると,男女とも20~30歳代が喫煙者の割合が最も高くなっていた。平成12年と比較すると,男性では,20~30歳代と60歳以上で約1割減少したが,女性では,40~50歳代で6.9%増加した。(図11)
全国と比較すると,男女とも全国をやや上回っていた(図12)
禁煙希望者は男女とも3人に1人
喫煙者のうち「やめたい(やめようとした)」と思っている人の割合は,男性34.9%,女性34.3%で,およそ3人に1人の割合であった。(図13)
また,禁煙のための指導を「ぜひ受けたい」,「時間的に可能であれば受けたい」と回答した人を合わせると男性47.7%,女性48.9%であり,半数近くが受けたいと回答した。(図14)
がん・脳卒中・心臓病が上位独占
宮城県の平成19年の総死亡数は、20,347人です。そのうち,がん(悪性新生物))・心疾患・脳血管疾患による死亡者は合わせて,12,006人,59.0%を占めています。これらの3つの死因にはたばこが大きく影響しています。
総死亡数に占める主要死因の割合(平成19年)
資料:厚生労働省大臣官房統計情報部「人口動態統計」
がん死亡の第1位は肺がん
平成19年に,宮城県において,がんで死亡した人は男性3,694人,女性2,443人で合計6,137人です。がんによる死亡全体を100とした場合の,部位別のがん死亡数では,肺がんによる死亡が1,196人(19.5%)で第1位となっています。
男女別では,男性では1位は肺がん920人(24.9%),2位は胃がん599人(16.2%),3位は肝臓がん320人(8.7%)です。女性では,1位は胃がん303人(12.4%),2位は結腸がん295人(12.1%),3位は肺がん276人(11.3%)です。
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