[小学生向けパンフレット]なぜ?なに?はっけん!再生可能エネルギー
「再エネってなに?」、「なぜ再エネが必要なの?」、「私たちの身近にはどんな再エネがあるの?」といった疑問にお答えする小学生向けパンフレットを作成しました。
学習や情報収集、環境イベントなどで教材としてぜひご活用ください!
(PDF:2,602KB)
太陽光発電
太陽から地球に届く光エネルギーを電気に変えるしくみ
メリット
- 太陽光が当たるところであればどこでも設置できるので導入しやすい。
- 建物の屋根や壁など、使っていないスペースにも設置できる。
- 停電時にも非常用電源として使うことができる。
デメリット
- 夜や、天気が悪いときには発電できない。
- たくさん電力を得るためには、広い場所が必要になってしまう。
風力発電
風の力で風車を回し、その動く力を電気に変えるしくみ
メリット
- 風があればいつでも発電できる。
- 他の再エネに比べて効率がよい。
- 洋上に設置するものもあり、魚のすみかになることもある。
デメリット
- 安定的に風が吹く場所に設置エリアが限られる。(風は強すぎても弱すぎてもダメ)
水力発電
水が高いところから低いところへ落ちる力を利用して水車を回し、その動く力を電気に変えるしくみ
メリット
- 日本国内にたくさんある水資源を活用することができる。
- 電力を安定的・長期的に供給することができる。
- 日本で長い歴史があり、たくさんの技術を持っている。
デメリット
- コストが大きく、導入前には長期間にわたる調査が必要。
- ダムなどの大きなものは特に設置できる場所が限られる。
バイオマス発電
木材やガスを燃やして、その熱エネルギーを電気に変えるしくみ
メリット
- 植物は成長(光合成)をするときにCO2を吸収するため、燃やしても新たにCO2は増えないとされている。
- これまで捨てていたものを燃料として活用することで、ごみを減らすことができる。
- 地域にある資源を有効に使うことができる。
デメリット
- 燃料となる植物やごみが分散しているので集めるのが大変なほか、小さな設備が多く、大きな設備より効率が低くなる。
- 適切に管理しないと、悪臭や汚水が発生してしまう。
地熱発電
マグマで熱せられた上記や熱水を地上に取り出し、その圧力でタービンを回して電気に変えるしくみ
メリット
- 長期間にわたって発電が可能。
- 時間帯や天気に発電状況が左右されない。
- 既に利用されている温泉水を活用することも可能(バイナリー発電)。
デメリット
- 発電に適した場所に偏りがあり、その多くが山間地のため開発が大変。
- 調査を始めてから実際に発電所を建設するまでに10年以上の年月がかかる。