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会期: | 2007年9月23日(日曜日)–2007年11月4日(日曜日) |
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休館: | 月曜日 ただし、9月24日と10月8日は開館 |
料金: | 一般1200円(1100円)、高校・大学生500円(400円)、小・中学生300円(200円) ただし、( )は20名以上の団体料金 |
主催: | 宮城県美術館/河北新報社/仙台放送/社団法人日展/日本経済新聞社 |
特別協賛: | 杜の都信用金庫 |
協賛: | 旭硝子/クレハ/清水建設/日本興亜損害保険/三菱商事/サン・ベンディング東北 |
協力: | 東日本旅客鉄道株式会社 |
後援: | 仙台市教育委員会/NHK仙台放送局/東北放送/ミヤギテレビ/東日本放送/Date fm |
日展の前身である文展(文部省美術展覧会)の創設から、今年で100年になります。この記念すべき節目を迎えるにあたり、特別展「日展100年」を開催いたします。政府主催の展覧会として発足した文展は、名称や組織形態を変えながらも、日本を代表する総合美術展として、第1回開催の1907年(明治40)以来ほぼ毎年開催され、戦後は社団法人日展がこれを受け継いで今日に至っています。この間、多くの優れた作家を輩出し、日本の近現代美術の発展に多大の役割を担う一方、例年10月から11月にかけて開催される展覧会は国民的な恒例行事の一つとなり、「美術の秋」として、日本人の生活のリズムを形作るまでに広く親しまれて来ました。
本展では文展創設から現代まで、日本画・洋画・彫刻・工芸・書の各分野から代表的作品約160点を選び、以下の四つの章に分けて構成、その歩みをたどりながら、この100年の日本美術の大きな流れを概観します。
日本画・西洋画・彫刻の三部門において、当時を代表する美術家全てを網羅する意気ごみで発足した文展。明治から大正にかけて花開いた、香り高い作品の数々をご堪能ください。
政府に代わって帝国美術院が主催者となり、展覧会の運営が美術家たちの手に委ねられた帝展時代を振り返ります。個性に富む若い世代の作家たちが台頭するとともに、新たに工芸部門が加わりました。
再び文部省の主催となった展覧会は、「新文展」の名で呼ばれます。この時期の作品には、戦後の美術につながる新しい傾向が芽生える一方、戦争の時代背景も色濃く反映しています。
戦後いち早く日展(日本美術展覧会)が新たに出発します。それは焦土と化した日本の希望の象徴でもありました。書部門を加えて総合性を高めながら、戦後美術展開の舞台として、いっそうの充実へと向かいます。
講師: | 五十殿 利治(筑波大学教授) |
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日時: | 2007年10月14日(日曜日)午後2時– |
会場: | 宮城県美術館アートホール |
料金: | 無料 |
お申込み: | 不要 |
担当: | 当館学芸員 |
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日時: | 展覧会会期中の毎日曜日午後1時30分より
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場所: | 本館2階展示室入口にお集まりください。 |
お申込み: | お申込みは不要ですが、「日展100年」展の観覧券が必要です。 |
第1章 文展 西洋画・彫刻
第1章 文展 日本画
第2章 帝展 西洋画
第2章 帝展 日本画
第2章 帝展 版画・彫刻
第3章 新文展 工芸
第4章 日展 日本画
第4章 日展 彫刻・書
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