掲載日:2013年2月27日

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開館25周年記念 生誕100年記念 吉原治良展

出品目録

展覧会概要
会期: 2006年8月6日(日曜日)-2006年10月9日(月曜日)
休館: 月曜日、8月9日(水曜日)。ただし、8月7日、9月18日、10月9日は開館
料金: 一般800円(700円)、高校大学生400円(300円)、小中学生300円(200円)
ただし、( )は20名以上の団体料金

常に時代の先端にいて、同時代の美術をリードしてきた吉原治良(よしはら・じろう、1905-1972)は、日本の近・現代美術を代表する画家です。その生誕100年を記念して、吉原の全貌を紹介する回顧展を開催いたします。
吉原治良は、戦前期のみずみずしい静物画の時代を経て、新しい美術傾向の二大潮流だったシュルレアリスムと、抽象表現を一人で横断し実践してきました。戦後は、「具体」グループを率いて、20世紀後半で最も重要な美術運動の一翼を担い、日本美術史上まれにみる存在だったといえます。吉原の足跡は、そのまま現代絵画への軌跡ととらえることができるでしょう。
本展では、吉原治良の代表作を網羅するだけでなく、戦中期の幻想的な素描など、豊富な未発表資料も含む約190点の作品によって、そのあくなき創造力と、みずみずしい詩的感性をあますところなく紹介します。

関連事業

講演会:「吉原治良―その知られざる画業を読み解く」

概要
講師: 熊田 司(大阪市立近代美術館建設準備室研究主幹)
日時: 2006年9月3日(日曜日)午後1時30分
会場: 宮城県美術館アートホール
料金: 無料
お申込み: 不要

講演会:「疾走と屈曲―吉原治良の足跡をたどって」

概要
講師: 林 道郎(上智大学教授)
日時: 2006年9月17日(日曜日)午後1時30分
会場: 宮城県美術館アートホール
料金: 無料
お申込み: 不要

コンサート:「吉原治良展 藤原道山 コンサート」

(宮城県美術館協力会共催事業)

概要
出演: 藤原道山(尺八)、池上眞吾(箏・三絃)、遠藤千晶(箏・十七絃)
日時: 2006年8月20日(日曜日)、午後5時開場、午後5時30分開演
会場: 宮城県美術館エントランスホール
お申込み: お申込みは不要ですが、「吉原治良展」の観覧券またはその半券が必要です。
座席をご希望の方は、当日午後4時30分から美術館正面入口にて整理券を配布します。
企画協力: 恩地元子(音楽評論家)

[藤原道山プロフィール]

藤原道山

10歳より尺八を始め、人間国宝 山本邦山に師事。東京芸術大学音楽学部邦楽科卒業、同大学院音楽研究科修了。在学中、御前演奏を務める。2001年「UTA」でCDデビュー。以来、「空-ku-」、「壱」、「かざうた」(J-POPカヴァーとオリジナル曲)をリリース。箏、ピアノ、チェロ等とのコラボレーションのほか、これまで坂本龍一、ケニー・G、野村萬斎ほかとも共演。原点とオリジナリティを追求しながら、既成の尺八イメージを変えるジャンルを超えた活動を展開している。

展示解説

概要
日時: 2006年8月7日(月曜日)午後1時30分-
2006年8月26日(土曜日)午後1時30分-
2006年9月30日(土曜日)午後1時30分- 「(1)初期静物画」
2006年10月1日(日曜日)午後1時30分- 「(2)シュルレアリスム」
2006年10月8日(日曜日)午後1時30分- 「(3)純粋抽象」
2006年10月9日(月・祝)午後1時30分- 「(4)<具体>」
会場: 展示室入口集合
お申込み: お申込みは不要ですが、「吉原治良展」の観覧券が必要です。

ギャラリー・トーク

概要
対象: 10歳から高校生まで
日時: 2006年8月8日(火曜日)午後1時 -
  2006年8月12日(土曜日)午後1時 -
  2006年8月19日(土曜日)午後1時 -
  2006年8月25日(金曜日)午後1時 -
  2006年9月10日(日曜日)午前11時 -
  2006年9月16日(土曜日)午後1時 -
会場: 展示室入口集合
お申込み: お申込みは不要ですが、「吉原治良展」の観覧券が必要です。

展示品

《芦屋川の見える静物》 1928年

《芦屋川の見える静物》

《手とカード》 1930年頃

《手とカード》

 

《風景》 1935年頃

《風景》

《黒地に赤い円》 1965年

《黒地に赤い円》

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