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会期: | 2010年1月23日(土曜日)–3月28日(日曜日) |
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休館: | 月曜日(ただし、3月22日は開館)、3月23日(火曜日) |
料金: | 一般800円(700円)、高校・大学生400円(300円)、小・中学生300円(200円) ( )は20名以上の団体料金 |
主催: | 宮城県美術館/(財)自治総合センター/読売新聞社/美術館連絡協議会/ミヤギテレビ |
後援: | 仙台市教育委員会/東北放送/仙台放送/東日本放送/Date fm |
協賛: | ライオン/清水建設/大日本印刷 |
協力: | 宮城県美術館協力会 |
高山登(1944生まれ)は、「枕木」や鉄、ワックスなど物質感の強い素材によって、特定の場所を緊密な空間へと造りかえるインスタレーション(立体造形)によって、日本の現代美術における重要な役割を果たしてきました。展示空間や環境を深く考察したうえで行われるその造形は、1960年代末から今日まで一貫してゆるぎがありません。
現在、東京芸術大学で教鞭を執る作者は、それ以前、四半世紀に及ぶ長い期間、宮城教育大学で指導を行い、多くの後進を育ててきました。また地域に根ざした野外展の企画、参加を含む多彩な発表活動を通じて、東北地方の美術を活性化させてきた功績は多大なものがあるといえましょう。
仙台と東京を中心に、多くの個展を開催してきたほか、早くから内外の重要な展覧会に参加して作品を発表してきた高山の活動歴は膨大なものですが、立体作品のほとんどは展覧会が終わると同時に解体され、写真などの記録でしか知ることができない性質のものでもあります。本展は、高山の特徴である枕木によるインスタレーションを再制作という形ではなく、美術館の複数の空間を使用した、新たな大規模作品として展開するほか、30点の版画(転写)とドローイング。そして、これまでの活動を写真やヴィデオ映像によってご覧いただくことによって、作家・高山登の「現在とこれまで」をあますところなく紹介します。
日時 | 1月24日(日曜日)午後2時– |
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会場 | 2F展示室 |
料金 | 特別展観覧料 |
お申込み | お申込みは不要ですが、「高山 登展」の観覧券が必要です。 |
講師 | 和田浩一(宮城県美術館学芸員) |
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日時 | 2010年1月30日(土曜日)午後1時–午後2時30分 |
会場 | 東北工業大学一番町ロビー4階ホール |
定員 | 60名 |
お申込み | お申込みは不要です。自由に参加ください。 |
日時 | 2月20日(土曜日)午後2時から午後3時 |
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会場 | アートホール |
料金 | 無料 |
お申込み | お申込みは不要です。 |
日時 | 2月21日(日曜日)午後2時から午後3時30分 |
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会場 | 創作室 |
料金 | 無料 |
定員 | 30名。一般の方が対象です。 |
お申込み | 事前に創作室までお申込みください。 |
日時 | 3月14日(日曜日)午後1時30分– |
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会場 | アートホール |
料金 | 無料 |
お申込み | お申込みは不要です。 |
日時 | 3月20日(土曜日)午後2時– |
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会場 | 2F展示室内 |
料金 | 特別展観覧料 |
お申込み | お申込みは不要です。 |
日時 | 3月21日(日曜日)午後2時– |
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会場 | 講堂 |
料金 | 無料 |
お申込み | お申込みは不要です。 |
日時: |
当館学芸員 |
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2月7日(日曜日)午後2時– | |
2月28日(日曜日)午後2時– | |
3月28日(日曜日)午後2時– | |
会場: | 2階展示室入口に集合 |
お申込み: | お申込みは不要ですが、「高山 登展」の観覧券が必要です。 |
『高山登 1968-2010 遊殺』赤々舎ホームページ(外部サイトへリンク)
本展開催に際して、下記図書が出版されました。
開催中の「高山登展」展示風景、これまでの作品写真、テキスト(バイリンガル)、充実した資料編を収録。
『高山登 1968-2010 遊殺』
ハードカバー、192ページ
2010年1月23日発行
著者:高山登
AD:豊永政史
発行:赤々舎
定価(税込み)3465円
ISBN 978-4-903545-54-7
収録内容
カラー図版(撮影:山本糾)
モノクロ図版
テキスト:「覚え書き」高山登/「事物と歴史」宇野邦一(フランス文学者)/「高山登 ―枕木・呼吸する空間―」和田浩一(宮城県美術館学芸員)/「十字路断章」高山登(再録文献)
《呼吸する空間-消えた身体》(部分)
2010
撮影:山本糾
《Headless Scenery in Miyagi 2010》(部分)
「TAMA VIVANT2 2007」
(多摩美術大学ギャラリー)
「大地の歌」
(みちのくアートフェスティバル) 2002
「インターナショナル・スタジオ・アーティスト・プログラム」
(P.S.1 ニューヨーク) 1990
「アジアーナ展」
(ヴェニス・ビエンナーレ関連企画展) 1995
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