東日本大震災　宮城の記録

平成23年3月11日に発生した東日本大震災は,宮城県内で最大震度7を観測したほか,巨大な津波が沿岸市町に押し寄せるなど,甚大な被害をもたらしました。宮城県では,この震災の記憶を風化させることなく後世に伝承するための様々な取組を行っています。また,宮城県内の市町村においても,東日本大震災を記録する取組等が行われています。
この「東日本大震災　宮城の記録」は,宮城県及び県内市町村の東日本大震災に関する記録の取組を取りまとめたものです。東日本大震災の記録を多くの方々の記憶にとどめていただくことを通じて,防災意識の向上が図られ,災害への備えの一助となれば幸いです。

宮城県東日本大震災検証記録誌

東日本大震災-宮城県の発災後1年間の災害対応の記録とその検証-の表紙

東日本大震災-宮城県の発災後1年間の災害対応の記録とその検証-(平成27年3月)

この記録誌は,東日本大震災における被害の概要,宮城県,国や市町村,消防,警察及びライフライン等関係機関の発災からおおむね1年間の災害対応等の記録,そこから導かれた教訓と改善の方向性について取りまとめたものです。また,資料編として宮城県,国,市町村の対応に関する時系列表,県内市町村別に被災状況を取りまとめたカルテを収録しています。

東日本大震災-宮城県の6か月間の災害対応とその検証-(平成24年3月)

この記録誌は,県職員への聞き取り調査等により発災から6か月間における宮城県の初動期から応急・復旧期の災害対応について記録し,課題等について外部機関による中立かつ専門的な視点で検証された結果を提言事項として取りまとめたものです。また、自衛隊をはじめとする関係機関の協力を得ることにより,これらの関係機関における6か月間の災害対応についても掲載しています。

東日本大震災（続編）-宮城県の発災6か月後から半年間の災害対応とその検証―の表紙

東日本大震災(続編)-宮城県の発災6か月後から半年間の災害対応とその検証-(平成25年3月)

この記録誌は,「東日本大震災-宮城県の6か月間の災害対応とその検証-」に引き続き,発災6か月後から半年間の災害対応の記録を取りまとめたほか,東日本大震災当時の宮城県災害対策本部員の寄稿文や意見交換会の内容を掲載しています。また,「東日本大震災-宮城県の6か月間の災害対応とその検証-」に掲載した提言事項への庁内における対応状況も掲載しています。

東日本大震災記録映像

東日本大震災～宮城県の記録～(平成24年3月)
この記録映像は、震災発生時の映像,津波の映像,被災の状況など,宮城県における東日本大震災の概要を取りまとめたものです。東日本大震災の記憶をしっかりと記録するとともに,実際に起きた大災害を広く発信し,一般の方々に御覧いただくことにより,防災意識の向上を図っていくことを目的に作成しました。上記タイトル表題のリンク先において,ダイジェスト版（約4分）を御試聴いただけます。

東日本大震災の検証・記録に関する宮城県の取組

大震災検証記録作成普及事業の前提となる取組となった「東日本大震災-宮城県の6か月間の災害対応とその検証-」の検証体制について,「東日本大震災～宮城県の記録～」,「東日本大震災（続編）-宮城県の発災6か月後から半年間の災害対応とその検証-」及び「東日本大震災-宮城県の発災後1年間の災害対応の記録とその検証-」を作成,発行した大震災検証記録作成普及事業における検証体制ついての概要はこちら（東日本大震災の検証・記録に関する宮城県の取組のページ）から御覧いただけます。