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宮城県水産技術総合センターは、明治32年に宮城県水産試験場として創設され、120余年にわたって本県水産業の発展振興に寄与するため、基礎的な試験研究と技術開発を行ってきました。その後、平成20年4月に組織改編があり、水産系5試験研究機関(水産研究開発センター、水産加工研究所、栽培漁業センター、気仙沼水産試験場、内水面水産試験場)が統合されて現在の組織が発足しました。
平成23年3月に発生した東日本大震災により、内水面水産試験場を除く全ての施設等が被害を受けましたが、平成27年度に復旧整備が完了しました。今後は、回復した試験研究機能を最大限に活用し、「宮城県水産業試験研究推進構想」に基づき、水産業界が更に発展していくために必要な試験研究課題を選定し、水産業関係者、国や大学等の研究機関、県内関係機関と連携しながら効率的に試験研究を実施するとともに、得られた研究成果は、関係者へ速やかに普及してまいります。
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