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写真左:仙塩流域下水道管内開催状況
写真右:阿武隈川下流流域管内開催状況
中南部下水道事務所が所管する流域下水道では,東日本大震災前と比較し,下水道施設への雨水等の不明水の増加が確認されています。不明水の増加は,マンホールからの溢水による蓋の浮上・飛散による交通障がいや人身事故,公衆衛生上の問題を生じさせます。また,処理場・ポンプ場においては,処理水量の増大による過負荷運転,処理機能の低下,最悪の事態になると施設の冠水及び機能停止などの問題を生じさせます。
仙塩流域下水道管内では震災後,大雨時に多賀城市,塩竈市などで溢水が確認されています。また,阿武隈川下流流域下水道管内においても大雨時に岩沼市,名取市などで溢水が確認されています。これらを受け本会議は,県と市町が一体となり,不明水削減のための取組み等について情報共有し,その防止について検討することを目的に平成27年度から定期的に開催しています。
今年度はこれまでの市町・県における取組み状況について,今後の溢水対策の進め方等を議題として以下の日程で,第1回会議を開催しました。
仙塩流域下水道管内
阿武隈川下流流域下水道管内
年度 | 回 | 課題等 |
---|---|---|
平成27年度 | 第1回 | 下水道の現状,H27年9月11日大雨時の対応等 |
第2回 | 県と市町の役割分担(案),県の具体的な取り組み内容(案) | |
平成28年度 | 第1回 | 市町の不明水対策,今年度の県の具体的な取り組み内容 |
第2回 | 市町・県の取り組み結果等 | |
平成29年度 | 第1回 | 市町・県の取り組み結果等,今年度以降の取組み内容 |
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