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増収技術と省力栽培技術を導入したブドウ「シャインマスカット」の新技術導入栽培体系(PDF:186KB)
園芸栽培部 果樹チーム TEL:022-383-8134
宮城県では,ブドウ生育期間中の日照時間が主要産地と比べて少なく,「シャインマスカット」の適当な着果量は,全国的水準よりやや低くなっています。
そこで,ブドウ「シャインマスカット」の栽培において光反射シートを利用した増収技術と作業時間を短縮することができる省力栽培技術を組み合わせた新技術導入栽培体系を開発しました。
新技術導入栽培(表1)において,着房数を慣行から3割増やしても作業時間は慣行と同等となり,収量が3割増加でき(表2),糖度と果皮色が慣行よりも高くなります。
新技術導入栽培の費用は,光反射シートなどの資材費が慣行栽培に比べて増えますが,収量が3割増加するため,利潤は慣行栽培より多くなります。
表1 新技術導入栽培の概要
表2 栽培方法の違いが収量に及ぼす影響
平成30年3月作成の「新技術を導入した『シャインマスカット』栽培マニュアル」をご覧ください。インターネット上で公開しています。
農林水産省委託事業食料生産地域再生のための先端技術展開事業「被災地の早期復興に資する新品種・新技術を利用した果樹生産・利用技術の実証研究」(平成27年~29年)による成果です。
より詳しい内容は「普及に移す技術」第93号(平成30年発行)「増収技術と省力栽培技術を導入した「シャインマスカット」の栽培体系」をご覧ください。
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