研究PRパンフレット(H30)/キャベツ(秋冬どり)とタマネギ(春まき)の機械化一貫体系導入を検討するための「担い手経営体モデルシミュレーションシート」
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宮城県農業・園芸総合研究所
キャベツ(秋冬どり)とタマネギ(春まき)の機械化一貫体系導入を検討するための「担い手経営体モデルシミュレーションシート」(PDF:180KB)
情報経営部 経営チーム
TEL:022-383-8119
研究の目的
東日本大震災の被災地域において規模拡大・多角化を目指す経営体が,キャベツ(秋冬どり)とタマネギ(春まき)機械化体系一貫体系導入について検討できるシミュレーションシートを作成しました。
研究成果
- 作成したシートは,水稲(移植),大豆(標播),キャベツ(秋冬どり・機械化・おきな盆前定植),キャベツ(秋冬どり・機械化・おきな盆後定植),キャベツ(秋冬どり・機械化・彩音盆前定植),キャベツ(秋冬どり・機械化・彩音盆後定植),タマネギ(春まき・機械化・もみじ3号)で構成しており,シート内の構成員数,経営規模(面積),10a当たり収量,kg当たり単価,借地料,雇用労賃単価等を自由に変更することが可能です(表1)。
また,年間旬別労働時間も経営規模別に確認することができます(図1)。
- キャベツ(秋冬どり)とタマネギ(春まき)を導入した場合と導入していない場合の農業所得の比較ができ,導入する場合の経営計画や経営モデル等の作成の一助となります。
表1 担い手経営モデルシミュレーションシート
図2 機械化技術を導入した場合に作成される年間旬別労働時間
利活用の留意点等
- 当シートは,宮城県農林水産部農業振興課で作成したシート(使用ソフト:Excel)を参考にし,「食料生産地域再生のための先端技術展開事業」で得られたデータを入力しています。
- 作成したファイルは,432KB程度で,宮城県農業・園芸総合研究所にて入手可能です。
より詳しい内容は「普及に移す技術」第93号(平成30年発行)「キャベツ(秋冬どり)とタマネギ(春まき)の機械化一貫体系導入を検討するための「担い手経営体モデルシミュレーションシート」を御覧ください。
普及に移す技術