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豚、イノシシ、鹿の肉を生で食べると、E型肝炎ウイルスに感染するリスクがあり、劇症化する可能性もあります。また、豚肉や豚レバーの生食により、サルモネラ属菌や、カンピロバクター等の食中毒のリスクがあるほか、世界では寄生虫の人への感染も報告されています。
E型肝炎患者数は、平成23年まで毎年60人前後で推移していました。しかし、牛レバーの生食が禁止された平成24年に、豚肉や豚レバーの生食を提供する店が確認され、同年の患者数は121人と、ほぼ倍増しました。昨年は患者数が150人を超え、過去最多となりました。
このような背景から、厚生労働省は国民の健康の保護を図るため、食品、添加物等の規格基準の一部を改正し、平成27年6月12日から、豚の食肉(レバー等の内臓を含む)を、生食用として販売することを禁止しました。豚肉や豚レバー等の内臓は十分に加熱して食べましょう。
詳細は厚労省ホームページ(外部サイトへリンク)をご覧ください。
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